かかとの痛みと扁平足

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   
2018.10.12

ベースを強く踏んだり、踏み損ねたりするとかかとに痛みを生じることがある

 野球の練習や試合のときにベースを駆け抜けた衝撃でかかとを痛めることがあります。一度痛みを生じてしまうと、歩くたびに痛みを感じるようになってかかとを浮かせて歩くような状態になることもあり、この状態でプレーを続けると今度はふくらはぎの筋肉に負荷がかかってアキレス腱やふくらはぎそのものまで痛めてしまうことにもつながります。

 

 かかとの下には脂肪による分厚いクッションが存在するのですが、ベースを踏んだときの強い衝撃によってそのクッションが正しい位置からズレてしまったり、左右に押し広げられてクッションがつぶれた状態になっていることが考えられます。痛みが落ち着いた状態であれば、中敷きなどのインソールやテーピングなどでも対応することはできますが、ジンジンするような痛みが続く場合はプレーを中止し、RICE処置などを行って患部に負担をかけないようにすることを優先させましょう。

 また日頃からかかとへの負担を軽減させるためには、足裏のアーチをしっかりと保つことも大切です。足裏のアーチが落ちてしまっている扁平足は荷重ストレスが足裏全体にかかり、その衝撃はかかとにも影響を及ぼします。扁平足であれば足裏のアーチを保つために、足裏の筋肉を鍛えるようにしましょう。
 タオルを足指でたぐり寄せるタオルギャザートレーニングや、足裏、ふくらはぎの筋肉の柔軟性を高めるためのストレッチ、青竹踏みなどを続けて行うようにすると扁平足の改善に役立ちます。さらに競技復帰直後は、アスファルトなどの硬い路面を長時間走ることはなるべく避けて、かかとに強い衝撃を与えないようにすることも大切です。

文:西村 典子
球児必見の「セルフコンディショニングのススメ」も好評連載中!

【関連記事】
体重が増えた時に心がけること 【ニュース - その他】
シャワーを使った交代浴で疲労回復 【ニュース - その他】
第215回 ドーピングの基礎知識を学ぼう【セルフコンディショニングのススメ】
第214回 受動握力と指の力を鍛える【セルフコンディショニングのススメ】
第213回 足首の複雑な動きとゆるみ・硬さ【セルフコンディショニングのススメ】
第211回 西村典子トレーナーが教える「自宅で出来る!簡単ストレッチ&セルフコンディショニング」VOL.4【セルフコンディショニングのススメ】
第212回 サーフェスとトレーニング効果【セルフコンディショニングのススメ】

コメントを投稿する

次の記事:
「10対0」の勝利を目指す!橿原学院(奈良)の見据える未来は?
最新ニューストップに戻る サイトトップに戻る