季節の変化とコンディション

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2018.09.18

日中と夕方との気温の変化が大きくなる時期は、特に体調管理に気をつけよう。

 猛暑が続いた今夏も少しずつ気温が下がってくるようになりました。この時期になると日中と朝晩との気温差が大きくなり、服装などに気をつけないと体調を崩しやすくなります。アスリートとして体調を崩さないようにするためには、季節の変わり目といわれる時期の過ごし方に気を配る必要があります。すぐに実践できることをいくつか挙げてみましょう。

 

汗をかいたまま過ごさない
 夏の暑さが厳しい時期は、体内に熱がこもって熱中症にならないよう、体は汗をかいて体温を下げるように働きます。汗をかいても気温が高いため、そのまま過ごしていても肌寒さを感じることは少ないと思いますが、この調子で気温の下がった時期にも同じように過ごしていると、かいた汗が蒸発するときに体温を奪うようになります。「肌寒いな」と感じる頃には体温が下がり、抵抗力が下がっていると風邪などの感染症にかかりやすくなります。基本的なことですが、練習後は汗をタオルなどで拭く、濡れたウエアは着替える、保温効果の高いウォームアップジャケットなどを活用して体温調節をはかるといったことを心がけましょう。

 

十分な睡眠がアスリートを救う
 体の調子がおかしいなと感じたとき、いち早く手を打つことがコンディションを悪化させないことにつながります。特に睡眠はアスリートにとって必要不可欠なもの。睡眠時間だけではなく、睡眠の質もなるべく良いものが理想的です。慢性的な睡眠不足におちいってしまうと「若さでカバー」するにも限界がありますので、タイムスケジュールを決めて睡眠時間を確保することを最優先させましょう。夜間は日中に比べて気温も下がるため、体が冷えやすくなります。寝るときは半袖のTシャツ・短パンではなく、長袖・長ズボンを着用し、特に腹部を冷やさないように注意しましょう。腹部が冷えてしまうと腹痛や下痢を起こしやすく、そこから体調を崩してしまうケースも見られます。ブランケットやタオル、腹巻きなどを使って、お腹周りを冷やさない工夫をしましょう。

 

のどの痛みは乾いたタオルを巻いて
 のどがイガイガしたり、痛みを感じたりするときは、寝る前に乾いたタオルをマフラーのようのどに巻いて保温に努めると、痛みの軽減が期待できます。のどの痛みの多くが炎症性のものであり、拡がってしまうと体温が上昇し、やがて発熱状態となってしまいます。タオルを巻いた翌日にもあまり変化がなく、違和感や痛みが次第に強くなる場合は、早めに医療機関を受診して適切な処置を受けるようにしましょう。

文:西村 典子
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