汗をかきやすい時期のテーピング

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2018.08.03

テープの端をカットして円くする「面取り」はテーピングを長持ちさせるので覚えておこう。

 ケガの再発予防や、不安部位をサポートするために活用するテーピング。実際に自分でできるものから、プロのトレーナーが患部の状態に応じて巻くものまでさまざまです。テーピングはサポーターと違ってテープの強度を調節しやすい反面、時間とともにゆるんで固定力が弱くなってくるという特性があります。また汗をかきやすい時期は、汗によってもゆるみやすくなってしまいます。

 汗をかきやすい時期にテーピングを行う時の3つのポイントを挙げておきます。

1)テーピングを貼る部位の汗をよくふくこと
 基本的なことですが、テーピングを行う前にはタオルなどでよく汗を拭き取るようにしましょう。特に伸縮テープなどを使って患部に直接貼る場合などは、皮膚は汗ばんでいるとテープがはがれてしまいます。テープを強く引っ張りすぎないように抑えながら貼るようにすると、はがれにくくなります(強度は少し弱くなります)。テーピングを行う部位は毛を剃っておくようにすると、より粘着力がアップしますが、事前に準備するのはむずかしいかもしれません。そういう時はタオルで汗を拭いた後に濡れタオルや氷などで、テープを貼る部分の皮膚を冷やしてからテーピングを行うようにすると良いでしょう。

2)必要に応じて粘着スプレー(タックスプレー)を利用する
 チームでテーピングをする機会が多いときは、テーピング用の粘着スプレーも準備しておきましょう。伸縮テープを直接皮膚に貼る場合は、まず粘着スプレーをテーピングを貼る部位全体にかけて十数秒ほど時間をおき、手で皮膚を触って粘着性が出てきたのを確認した後に、その上からテーピングを行うようにします。この順番が反対になって、テーピングをした後に粘着スプレーをかけると、逆にテープの粘着力が弱くなってしまうので注意しましょう。

3)テープの端を丸くカットしておく(面取り)
 非常に簡単な方法でテープがはがれにくくなるので、ぜひ覚えておきましょう。直接テープを皮膚に貼る場合、伸縮テープの切れ端をはさみで丸めて角を取っておくようにするだけです。角が残っているとテープが端からめくれやすいのですが、丸めておくとはがれにくく長持ちします。テーピングを行った後、はがれることが気になるようであれば、その上から弾性包帯やサポーターで軽く覆っておくようにすると良いでしょう。

文:西村 典子
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