8点差を大逆転!その事実の裏に隠れた大事なポイント
昨日行われたプロ野球の埼玉西武ライオンズvs北海道日本ハムファイターズのスコアです。
8回に8点差を1点差まで縮めた西武。9回裏に0アウト満塁から森友哉選手が右中間へ逆転サヨナラ打を放ちました。
まさに野球の面白さ、怖さをあらめて教えてくれるランニングスコアですよね。
テレビ中継を見ていると、9回表の日本ハムの攻撃中に解説の方は「8対0になった時はまさか送りバントのサインが出るとは思いませんでした」と話していました。
これが野球なんですよね。
時間制限のない野球では何点リードしていても、追いつかれる、あるいは逆転される可能性がある。
ですから、何点リードしていても、得点を取れるべきところは取りにいくべきだと思います。野球の試合の目的とは、【各チームは相手チームより多くの得点を記録して、勝つことを目的とする。公認野球規則1.05より】です。
国内の試合ではほとんどありませんが、国際大会では時折、いわゆる野球のアンリトゥンルール(不文律)を言われることがあります。でもそれは各々(各国)の考え方に違いがあると言えるのではないでしょうか。
ここからは想像してみてください。
例えば昨日の試合のように大差がついた時点で野球のアンリトゥンルール(不文律)を気にして盗塁をするのをためらう。それで、結局しない。
でもその後、1点差まで迫られ、最後に逆転負けしたとしたら、ためらったことを後悔するのかどうか???
野球のアンリトゥンルール(不文律)は色々ありますし、考え方も様々です。球児の皆さん、ぜひこの機会にミーティングなどで議論してみてはいかがでしょうか。
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(文:松倉雄太)