こんなオールスターゲームがあったら絶対見てみたい!
アメリカではアメリカンフットボール・NFLのオールスターゲーム(プロボウル)と、アイスホッケー・NHLのオールスターゲームが日本時間の今朝行われました。2月にはバスケットボールNBAのオールスターゲームも行われます。
そこで今回はオールスターゲームのお話。日本のプロ野球はセ・リーグとパ・リーグの対戦。かつては年に一度しかない夢の対決と言われましたが、セパ交流戦がある今は昔ほどのワクワク感があるかと言われると、皆さんどうでしょう?
実は、NHLでは2011年から2015年まで、NFLでは2014年から2016年までオールスターゲームがある方式で行われていました。それが対戦する両チームが各選手をドラフトで獲得する方式です。
NHLはファン投票でトップだった2選手が両チームのキャプテンとなり、出場選手を指名していきます。これを模範に導入したNFLはすでに引退している往年の名選手(いわゆるレジェンド)2人が名誉キャプテンとなって、プールされた選手をドラフトしていきます。今年からNBAのオールスターでもドラフトでチーム分けしています。
この方式の面白い所は、普段同じチームの選手がオールスターに限って敵チームとして対戦することなんですね。
これを日本のプロ野球に当てはめて考えてみるとどうでしょう。例えば、オールスター2試合のうち1試合をセvsパで戦い、もう1試合は殿堂入りした往年名選手が名誉キャプテンとなってドラフト指名でチームを分けてする。状況によっては同じチームの選手が投手と打者で対戦することがあるかもしれません。例としては昨年のパ・リーグMVPの福岡ソフトバンク・サファテ投手とベストナインの柳田悠岐外野手が9回の勝負所で真剣勝負で対決する。
どうでしょう、夢がありませんか?チーム分けドラフトをイベント化して盛り上げても良いかもしれません。
現実的に提案できるかどうかは別にして、こんな空想をして見ると面白いですよね。
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(文:松倉雄太)