田中将大、ミズノアンバサダー契約更新を発表!新グラブを手にニコリ
2018年バージョンのグラブを手にする田中将大選手
田中 将大(MLBニューヨーク・ヤンキース)ミズノアンバサダー契約更新! 新グラブを手に、ワールドチャンピオン目指す!
1月22日、ミズノ株式会社は東京都内にて田中将大投手(ニューヨーク・ヤンキース)のミズノアンバサダー契約更新発表会を開催した。
田中投手の前に、東北楽天ゴールデンイーグルス入団1年目の2007年から昨年、ニューヨーク・ヤンキースで使用した11個のグラブが並べられ、さらに田中投手の横には2018年バージョンのグラブが置かれた中で始まった発表会。会の冒頭ではミズノ株式会社は田中投手へのグラブ提供と同時に、グラブに対するアドバイス・提案を田中投手から受ける2018年4月1日から複数年のアンバサダー契約更新内容が発表された。
続いて、田中投手は駒大苫小牧高時代からミズノのグラブを使用していたことを明かした上で、「高校時代から品質が優れていると思って、長く愛用してきました、プロ入りしてから11年間は、ミズノに対し、自分が感じたこと、自分が求めるものを担当者に伝えてグラブを作り上げてきた。これからも使用したい」とコメント。
この田中投手のコメントに対し、ミズノ株式会社・代表取締役社長の水野明人氏は、「嬉しいですね。我々は用具開発をして、それを商品を供給していただいている立場ですが、やはり選手の方に商品を評価いただけることは嬉しいです」と微笑んだ。
また、2018年バージョンのグラブの変更点について田中投手は「今年はウェブの仕様を変えています。この仕様を変えることによって切り返しの部分だったり、全体的になじみやすい設計をしていただいております結構変わった仕様になっていますので、ファンの方々に『なんだあのグラブ?』は興味を持っていただけければと思います」と自ら詳細に解説。
固い握手を交わす水野明人社長(右)と田中将大選手(左)
さらに投手には珍しいは縦綴じタイプのグラブを使用する理由についても「投球時に力を入れると、グラブがぐちゃっとしてしまいますが、僕はなるべく縦に残る形が好きです。それは、フィールディング面も関係しています。僕はフィールディングをとても大事にしていますので、それを考えて縦綴じにしています」と自らの哲学を明かした。
発表会の最後に「投げる試合はできるだけ勝ってほしいですし、最多勝やサイヤング賞を受賞していただければ、これ以上の喜びはありません」と水野社長から受けた激励に、田中投手は表情を引き締め、こう返した。
「チームの目標は(2009年以来となる)ワールドシリーズ制覇と。自分自身の目標としては、1年間ローテーション守り、なおかつコンスタントに良いピッチングを見せ続けていきたい」。
日米通じて12年目のシーズン。ニューヨーク・ヤンキースの開幕投手を務めレギュラーシーズン13勝。ポストシーズンでも1勝を挙げ、通算防御率1.38とエース格として活躍を見せた2017年からさらに進化するため、田中将大は左腕に輝くグラブと共に2018年シーズンを戦っていく。