汚れ、ニオイの問題を解決 家庭にも優しい新ユニフォームの販売開始
長く厳しかった冬場も残りわずか。春季大会に向けて、最後の追い込みを迎えているチームも数多いはずだ。白い吐息を出しながら、ユニフォームが真っ黒になるまで練習をしてきただろう。その分、心身ともに逞しくなったが、そこには家族の協力があったからこそだ。
特にユニフォームの洗濯は苦労したに違いない。
汗と汚れをできるだけ落とそうと洗濯するが、頑固な汚れを思うように落とせず試行錯誤をしたはずだ。寮生活を送っている選手であっても、自分で洗濯する際は汚れを落とすのに苦労しているだろう。
時間は限られている分、できることならあまり苦労せずに汚れが落とせるように洗濯したい。そんな願いに寄り添うようなユニフォームが、ミズノから発売されることになった。
これまでも販売されていたGACHI パンツ(以下、ガチパンツ)がリニューアル。汚れやニオイに着目したユニフォームに生まれ変わった。
製品機能から特徴を見ていくと、今回のガチパンツにはPure Hyperと呼ばれる機能があるおかげで、汚れとニオイの問題を解決させた。
そんなPure Hyperを詳しく見ていくと、2つの機能が合わさっているという。
◆Clean Hyper
こすり洗いをあまりやらなくても汚れが落とせるように、特殊加工を施して生地そのものの親水性が良くなるようにした。この結果、生地と汚れの間に水が入りこむことができるようになり、汚れが生地から浮き上がるため、少ないこすり洗いでも汚れを落とせるようにした。
◆Fresh Hyper
ニオイの元となる菌の増殖をいかに抑えるかに着目。汗や皮脂を菌が分解することでニオイが発生するため、抗菌防臭対策に特化した生地にすることで菌の増殖を抑え、ニオイをできる限り防ぐことに成功している。
もちろんユニフォームに求められる耐久性やストレッチ性も見直し、従来のガチパンツより改善されている。より長く動きやすく、さらに防汚と抗菌防臭機能が今回のガチパンツとなっている。選手はもちろん、家庭にとっても嬉しい練習着といっていいだろう。
新年度を迎えるにあたって道具の買い替えを検討をしている球児は多いだろう。ユニフォームも新たに購入することを考えているのであれば、1度検討してみてはどうだろうか。