4半世紀ぶりにリーグ優勝に輝いたオリックス。投手陣は、投手4冠に輝いたエース・山本 由伸投手(都城高出身)や新人王に輝いた宮城 大弥投手(興南出身)といった投手陣の活躍は大きかった。

 野手では打の柱・吉田 正尚外野手(敦賀気比出身)やブレークした2年目・紅林 弘太郎内野手(駿河総合出身)。そして彗星のごとく現れたスラッガー・杉本 裕太郎内野手(徳島商出身)が優勝に大きく貢献した。

 ドラフト10位で入団して2020年まで通算9本塁打だった杉本。しかし今季は32本塁打を記録して、リーグ1位に輝く活躍ぶり。ベンチに戻ったときに見せる「昇天ポーズ」からラオウの愛称でも親しまれたことで、杉本の一気に認知度は広がった。

 活躍と人気が合いまってか、11月29日にミズノの新規ブランドアンバサダーに就任することが発表された。この就任に杉本は、12月19日に開催された「ミズノダイヤモンド感謝祭2021」にて「オリックスではティー(T-岡田)さんが契約していますが、ええもんを使っていたので、それを使わせてもらえることにワクワクしています」と気持ちを高ぶらせていた。



イベント中の杉本裕太郎内野手 ※写真提供=ミズノ株式会社

 そんな杉本モデルを使ったバット削りの実演会が19日のイベントでも開催。目の前で行われるバット削りの模様を一瞬たりとも見逃すまいと見つめる杉本へ自身のバットの特徴を伺うと、少し驚きのこだわりが見えてきた。

 「昔、楽天の浅村(栄斗)さんからバットをいただいたんですが、軽くて操作性の良いバットだったんです。それが良かったので、職人さんには近いものを作っていただくようにお願いをさせていただきました」

 杉本、浅村ともにタイプで考えればパワーヒッターだ。浅村は今季こそ18本も、20年までは3年連続30本以上をマーク。杉本と同じく球界を代表する長距離砲の打者であることは間違いない。だからこそというべきか、自身のパワーをしっかりとボールに伝えられるように、扱いやすい道具にしているのではないだろうか。

 また杉本のバッティング手袋にも着目すると、素手感覚に近いフィット感を重視したモデルを使っていることがわかった。バットのみならず、バッティング手袋も自分の思い通り動かせる道具を使う。自分の体を理解して、一貫性を持って道具を選ぶ杉本のプロとしてのこだわりが見えてきた瞬間だった。

 豪快な一発、ファンをワクワクさせる大きな放物線を描くために選んだベストアイテムで、2022年も京セラドーム大阪を沸かせてくれることを楽しみにしたい。

 そんな杉本のバット削り実演の模様や、19日の「ミズノダイヤモンド感謝祭2021」の模様はミズノ公式YouTubeチャンネル内で絶賛配信中である。

■オンラインイベントの詳しい模様はこちらから!
ミズノダイアモンド感謝祭2021