【新刊紹介】高校野球3年間やり切るための費用は?令和の高校野球の経済事情に踏み込む
高校野球3年間やり切るための費用は?令和の高校野球の経済事情に踏み込む
【新刊紹介】
令和の高校野球 最新マネー事情
(株式会社 竹書房)
手束 仁
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「高校野球は、2年半でいくら必要なのか?」
ここをテーマに全国的な強豪から一般の公立まで取材を行い、どの学校がどれくらいお金がかかっているのか。さらに現場の意見なども汲み取りながらまとめた。
ユニフォームをはじめとしたチームの道具はもちろん、遠征に伴う費用など活動をする上では、あらゆる面ところでお金が発生するのは致し方ない。しかしその相場、現場はどのくらいの感覚で活動をしているのか。これから高校野球をする家庭はもちろん、高校野球をしていた人たちにとっても興味深い一冊となっている。
■本文一部抜粋
かつて、それぞれの学校の部費や部活動としての運営に関するお金の動きをいろいろ調べた。実際に高校野球では、これだけのお金がかかるのだということもある程度は把握している。ただ、それから10年近い歳月が流れて、当然のことながらその事情も時代の流れとともに変化が生じてきている。
多くの学校では、宿泊を伴う県外遠征を年に何度か行うところもある。学校によっては長期休暇を利用して、強化合宿として遠方へ出向いていくというケースも少なくない。それは、当然のことながら金銭の絡むことである。
さらに近年は一層、保護者と野球部との関係性も、より深くなってきているのではないかということも感じる。それは、そのまま密接に、それぞれの家庭の経済事情にも関わってくることになっていくのである。
そして、現場としてはどんな苦労をしているのか。本書はさまざまな角度から、現場の声も拾いながら、令和時代の高校野球の経済事情や社会事情を探ってみようというものである。
書籍タイトル:『令和の高校野球 最新マネー事情』
著者名:手束 仁
定価:1,800円+税
発行元:株式会社 竹書房