野球をするにあたって欠かせない相棒・グラブ。カラーをはじめ、機能やウエブの種類など、各メーカーが創意工夫を凝らし、全国の野球人に最高のグラブを届け続けている。

 そんなグラブの流行について、スポーツメーカー・ミズノのグラブ担当者に聞くと、一昔前から安定して人気の黒色のグラブを使っている選手は一定数いるという。その黒色を追随するのが、近年各メーカーが良く販売しているオレンジ系統のカラーのグラブがトレンドになっているという。

 もちろん操作性やフィット感と言った機能は重要視されているが、SNS等の普及に伴い、細部までこだわったデザインも求められるようになっているそうだ。そうしたなかで最近は金色のような見慣れないカラーのグラブを使う選手を選抜をはじめ多く見かけるようになった。

 メジャーでは使っている選手を見かけたことがあるカラーだが、これらのカラーをミズノの中では「ブロンド」と名称を付けているとのこと。そして現在の市場を見ても、今後の流行の中心になると実感しているという。

 このグラブのカラー採用に関しては、「元々アメリカ市場ではポピュラーなカラーであったことから、世界に羽ばたく日本人選手をイメージした」とのこと。またミズノは並行してグラブのトレードマークであるランバードマークに期間限定で新たな種類を追加した。色とりどりの青が輝く『ダイバーシティブルー』は、野球人の様々な想いを表現しており、契約選手はじめ多くの選手が使用している。

 東京五輪の開催に合わせて、特別な1年を盛り上げる。そしてありとあらゆる野球人がいる野球界に統一感を生み出したい。そんな願いが込められて、新たなロゴが生まれた。未曾有の事態を経て、野球ができる嬉しさ、感謝の気持ちを通じて一体感が生まれつつある。その雰囲気を後押しする『ダイバーシティブルー』と新色の『ブロンドグラブ』が野球界に新たな風を吹かせるだろう。