指導者必見!2000安打&Gグラブ賞10度の宮本慎也氏が説く基礎の重要性

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2020.12.20

宮本慎也氏

 現役時代は守備の名手としてゴールデングラブ賞10回、ベストナイン1回獲得。バッティングでも2000本安打を達成するなど輝かしい実績を残された宮本慎也氏(PL学園出身)。その宮本氏がミズノ社と協力して、少年野球の指導者に向けて選手の育成方法を解説した動画撮影が19日に神宮室内球技場にて行われた。

 走攻守などを2時間かけてそれぞれ説明。どのコーナーも宮本氏がプロ野球生活で培ってきた確かな理論と知識に基づく内容ばかりで、参考になる内容となっていた。その一部を今回は紹介したい。

【守備編】

ーーまずゴロを捕球する基本的な姿勢を教えてください。

宮本:ゴロを捕球する姿勢の基本となるのは、『前ならえ』の姿勢になります。これを地面まで下ろしてあげることで、自然な形でゴロを捕球する態勢が作れます。また踵から着地して、つま先を地面に下ろしてげることで、膝が勝手に曲がってくれるので、自然に低い体勢が作りやすくなります。

ーースローイング面で注意することは何かありますか?

宮本:よくないのは低い体勢で捕球したままスローイングに入ってしまうことです。なぜそうなるかというと、しっかりと送球をするには、トップを作って、胸を張って投げることが重要ですが、低い状態のままスローイングに入ると、押し出す形になり、腕が横ぶりになりやすいので、ボールが左右に逸れやすくなってしまいます。そうすると、送球ミスにもなりやすいので、投げる際は一度体勢を起こしてあげると腕を縦振りに使えますので、あとは高めに浮かないように注意して投げてあげれば、送球ミスは減っていきます。

【走塁編】

ーー まず走塁で大事にすべきポイントは何かありますか。

宮本:一塁を駆け抜けた後は、まず自分の右側を見ることが大事です。次の塁に進めるかどうかは、ファーストが後ろに逸らしてしまっているかがポイントになるので、すぐに確認するために駆け抜けたら右側を見ることがポイントです。

 そしてオーバーランをするときは、右足でベースを踏みながらも、きちんと身体を内側に倒して、なるべく左足を内側に出せるようにしましょう。そうするとオーバーランの膨らみが小さくなり、走る距離を短くできるので、タイムも縮めることが出来ます。

ーーではリード面で気を付けるべきポイントは何かありますか?

宮本:リードをしている時は手を動かすなど、少しでも動いている状況からスタートを切る方が動きやすいです。また一歩目は右足から動き出した方が、トップスピードの時のバランスに入りやすいので、一歩目は引くように右足から動かしてみましょう。

【バッティング編】

ーー2000安打を達成された宮本さんですが、タイミングをうまくとるために工夫されたことを教えてください。

宮本:「割り」を作ることです。バットを引きながらも、足は前へ踏み込む“割り”を早めに作ってあげると、タイミングが合いやすくなります。また“割り”が作れると、ボールまでの間ができますので、自然と選球眼も高まっていきます。

ーーバットの出し方で気を付けているポイントを教えてください。

宮本:バットを出す際は、グリップは下ろしながらもヘッドはボールの軌道に入れるように動きだします。そこからはボールに対してグリップエンドをぶつけるように体の近くをバットが通るように操作していくと、バットを内側から出しやすくなります。

 基礎の重要性を説明した宮本氏。今回、打撃、守備、走塁のポイントなど指導者必見の動画はミズノ社から公開をされる予定だ。

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