舞台は甲子園に始まり、アメリカ、高知。そして昨年からは再び甲子園へ。プロ18年目を迎え、代名詞の「火の玉ストレート」に円熟味が加わった藤川球児投手。常に探究心を忘れない剛腕を助けるのは「ザナックス」のグラブだ。

探究心に対応する「ザナックス」のグラブ

――今年のザナックスのテーマは「make the Dif・fer・ence “違い”を創れ」ですが、藤川投手は「どんな練習をするか」が違いを生み出すと考えていますか?

藤川球児投手(以下、藤川):周囲のみんなと同じことをして成功するケースって、ほぼないんですよ。もちろん、先輩から教えてもらうこともあるでしょうし、いろんな本を読んで勉強することもある。自分も新しいやり方を取り入れることはあるんですが、そういった多くの練習法のなかから自分に合った正解を導き出してやっている選手が成功するんじゃないかと思うんです。

 今のプロ野球界でいうのならランニングを減らして、ウエイトトレーニングに重要性を置くっていう考え方がありますけれど、それが合う人もいるだろうし、僕みたいにそれは違うと思う人もいる。どちらにしろ、自分の流儀を持って安易に流されないことが大切だと思います。

――NPBに復帰して2シーズン目を迎え、藤川投手は今季から2005年のリーグ優勝や2007年、2011年の最多セーブを獲得した時の背番号「22」を付けることになりました。

藤川:この番号に戻ったので、ある程度は「集大成と言えるようなものを見せなければいけないな」と感じています。

――「変わった」というキーワードで言えば、今季はグラブも変えており、昨季までの 縦に閉じるようなタイプのものから、横に閉じるようなタイプのものに改良をしていますね。

藤川:グラブを変えたことで、ピッチングフォームもガラッと変わるんですよね。道具とフォームは連動しているので。今はまだどういうフォームに仕上がるか自分でも分からないですけれど、楽しみながら変えていけたらいいですね。そして、フォームを変えることで「ピッチングにも変化をつけていければな」と思っています。

――さらに、そのグラブには刺繍も入れられている。

藤川:今シーズン使っているグラブには「不動心」という刺繍をしているのですが、日常生活のなかで、そういう言葉を意識しながら過ごすのはすごく難しいんですよね。でも、グラブに文字を入れると、いつでも目に入ってくるんですよ。こうして自分が志す気持ちを示しておけば、もちろんマウンドに上がっている時も目を通すことができますから、この刺繍を見ることで精神状態を強く保つことができるかなと思っています。

――そんな藤川投手には野球用具に求めるポイントがある。

藤川:やっぱり「使いやすさと持続性」です。グラブなら、馴染んできても、へたらずにしっかりと同じ形をキープして、1年以上使えるようなグラブが良いと思います。その点、ザナックスのグラブは長く使えますし、他のブランドと違って変化をつけやすい。

 だから、ただのプロ選手のモデルで満足することなく、自分流のグラブ、自分のパフォーマンスが最も発揮できるグラブが欲しいのなら、どう考えてもザナックスしかないと思います。僕もザナックスのグラブで今年一年を戦っていきますので、2017年も応援よろしくお願いいたします。

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