仁志 敏久氏が体験！自分のバットスイングを解析する新システム『スイングトレーサー』誕生！

バットスイング解析システム『スイングトレーサー』

1．スイング時間…バットを振り始めてからボールに当たるまでの時間を計測！
→この時間が短時間である程、ボールを手元まで見極められた上でスイングができる。
2．スイング回転半径…バットを振り始める時に、バットが描く弧の大きさを表す指標
→弧の大きさが小さい程、コンパクトにスイングができる。
3．ヘッドスピード（MAXスピード）、4．ヘッドスピード（インパクト時）…スイングスピードのピークの数値（3）とボールがバットに当たる瞬間の数値（4）
→スイングスピードのピーク時にボールを打つことが理想的なので、2つの数値が近い程、良いスイングと言える！
5．ヘッド角度…ボールがバットに当たる瞬間に、バットの先端部が、どのくらい地面方向へ傾いているのかが分かる
→逆方向にボールを打ちたい選手必見！
6．インパクト（バットとボールの接触時の）加速度…理想的なスイングはバットが加速しきった状態でボールを捉えられるかどうか。そこが数値で解析できる
→よく振り遅れているぞと言われる選手必見！
7．ローリング…ボールにスピンを加える力
→数値が高い程、低い軌道の打球を遠くに飛ばしやすくなる！
8．スイング軌道…打撃時の自分のバットの動きが分かる！

　実際に体験して出てきた数字の中で、仁志氏が特に注目した項目は3つ！
「スイング軌道」
「ヘッドスピード」
「インパクトスピード」

「スイング軌道に関しては、普段見ることができないデータですし、現在においてもコマ送りで分析を行う時もある中で、日頃の練習からスイング軌道がわかることは、選手にとっても、指導者にとっても非常に参考になるものですね」と語る仁志氏。

　この装置で、自分自身のスイング軌道がわかることで、これまでは、指導者の感覚だけで伝えていたバッティング指導が、『データに基づく指導』へと変わるため、そこに大きな意味があると実感した。
指導者として、自らのアドバイスが正しいのか間違っているのかがデータによって理解出来、打撃フォームのアドバイスが理にかなったものとなる。

「ヘッドスピードとインパクトスピードを自ら知ることができることにも大きな意味がある」と仁志氏は語る。
ヘッドスピードとインパクトスピードの乖離（かいり）を知ることができるため、自分のスイングの中で最もバットが加速されている時点で、しっかりとボールにインパクトができているかがわかる。

「自分のスイングの良し悪し、とくにインパクトポイントの確認が簡単にできるということで、スイングトレーサーは重宝できると思います。打球が詰まってしまうクセがある選手や、引っ張りすぎてしまう選手へのアドバイスがより明確なものとなっていくと感じました」

　加えて、「自分のスイングを少し変更した際などに、過去のデータと比べることができるのも良いですね。調子が良い時と悪い時のデータを比べることも可能なので、スイング研究の幅が広がります」と語る仁志氏。
このスイングトレーサーを使って、スイングデータを継続して取り続ける習慣をつけることで、分析の幅も広げることができる。
また、フォームを変更した際には、変更前とどこが変化し、どう影響が出ているのかも確認でき、さらには、試合の直前に緊張などからフォームが崩れてしまう恐れがある選手などは、日頃からスイングデータを取ることで、過去の自分の良いスイングの振り返り、フォームが崩れることを未然に防げるなど、幅広い使い方が実現できるのだ。

　今回、仁志氏は指導者の立場から見ても画期的な用具だと絶賛。
「シーズンを通して、全選手のスイングを記憶することは難しいため、スイングトレーサーを用いて定期的にデータを蓄積しておくことで、選手の状態管理からアドバイス、状態にあった起用方法など、指導の幅が広がると思います」と述べた。

　しかし、一つ注意しなければいけないことは、あくまでも選手個人を知るためのツールであり、他の人との比較はあまりすべきではないということであると仁志氏は語る。指導者として、選手一人ひとりにあったフォームを指導しなければならないため、他の人のフォームと比べることで自分のフォームを見失わないようにすることが大切となる。

　指導者的視点から選手を知ることができるこのスイングトレーサーは、チームのバッティングを改革する一つのツールとして活用できる非常に有用な装置である。そして、とにかく「自分を知る」ことが出来るツールであるため、うまく活用することで打撃に関して大きな変革をもたらすことが可能となる。
また、選手としても、自らのバッティングを客観視出来るため、より自分にあったスイングの研究が可能となる。

　今回、実際にスイングトレーサーを体験した仁志氏も、
「自分が選手の頃にあれば、ぜひ活用したかったし、今後の野球教室での選手たちの指導にも活用してみたいですね！」と絶賛。
選手はもちろんのこと、打撃を分析し、さらに選手の力を伸ばしていきたい指導者にも、オススメのツールだ。

バットスイング解析システム『スイングトレーサー』

発売日：5月9日（土）全国のミズノ野球品取り扱店
価格：センサー ￥29,800＋税
専用アタッチメント（取り付け具） ￥1,800＋税
「スイングトレーサー公式サイト」

アプリケーション情報：
※「スイングトレーサー」を使用するには専用のアプリケーションをダウンロードする必要があるのと、アプリケーションでのデータ管理に、サーバーの使用料が別途必要となる。
アプリケーションには選手用とコーチ用の2種類がある
・選手用（サーバー使用料：￥980＋税／31日）
8項目のデータ測定と数値の閲覧ができ、日々のデータが蓄積される。計測したスイングの軌道をアニメーションで再現ができる。
・コーチ用（サーバー使用料：￥2,980＋税／31日）
あらかじめチーム登録した上で、チームに所属するプレーヤーのスイング測定ができることに加え、プレーヤー各々で測定したデータが一覧できる。またアプリケーション上で、アドバイスやコメントをすることもできる。

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【ミズノ株式会社】