【新刊紹介】「センバツ出場の軌跡」
大島高校野球部の「センバツへの軌跡」が一冊に!
【新書紹介】
「センバツ出場の軌跡」
(南方新社)
政 純一郎
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鹿児島大島高校野球部のセンバツ甲子園出場を記録した「センバツ出場の軌跡」(永久保存版)がこのほど南方新社から刊行された。著者はスポーツジャーナリストで奄美新聞鹿児島支局長の政純一郎記者。奄美の高校野球界にとって、歴史的な出来事だった大高センバツ出場の詳細がまとめられた1冊である。
3月25日の龍谷大平安(京都)との一戦が、当日の紙面で掲載された記事や写真だけでなく、未使用写真も交えてオールカラーで詳細に再現されている。また1月24日のセンバツ出場決定から試合前日までの出来事を、奄美新聞が伝えた記事をもとに記録した。
特筆すべきは12年秋の現3年生が1年生大会出場時の樟南戦をはじめ、春、NHK旗、夏、秋と13年1年間の公式戦の記録が、当時の記事や写真とともに網羅されていることだ。「大高のセンバツ出場はいかにして叶ったのか。その詳細な過程が分かる」(政記者)。また奄美新聞の14年正月特集で、政記者が書いた「奄美から甲子園は可能か?」の記事も盛り込まれている。今回のセンバツ出場は「大高の頑張りもさることながら、苦難の時代を経て奄美全体がレベルアップした歴史の中で達成されたものだった」と政記者は力を込める。
定価は1500円(税別)。各書店で販売されるほか、インターネットでも販売を受け付けている。