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享栄、栄徳が大阪桐蔭に勝利!世代屈指左腕・東松は5回無失点、前田の登板はなし

2023.06.01

享栄、栄徳が大阪桐蔭に勝利!世代屈指左腕・東松は5回無失点、前田の登板はなし | 高校野球ドットコム
前田悠伍(大阪桐蔭)、東松快征(享栄)

<110周年記念事業招待試合>◇1日◇バンテリンドーム

 愛知高校野球の強豪・享栄栄徳の学校法人である愛知享栄学園が110周年記念事業として、プロ野球・中日の本拠地であるバンテリンドームで大阪桐蔭(大阪)を招いて招待試合を行った。

 第1試合は栄徳大阪桐蔭投手陣を攻略。大阪桐蔭の守備面の乱れもあり、序盤から圧倒した。学校行事の関係で、8回表で試合を切り上げ、7対2で栄徳が勝利した。なお、大阪桐蔭では昨年の中学生No.1右腕でもある森 陽樹投手(1年)が登板し、最速146キロをマークした。

 第2試合は大阪桐蔭vs享栄の一戦が行われ、世代No.1左腕の座を狙う享栄東松 快征投手(3年)が最速147キロの直球(平均球速143.45キロ)と切れ味鋭い変化球を投げ、5回無失点の快投を見せた。多数の球団スカウトが集まる中、絶好のアピールとなった。享栄打線は2回まで4点を先制し、12安打を記録。登板した投手全員が140キロを超える大阪桐蔭投手陣を攻略した。

 6回、享栄の2番手・磯部 祐吉投手(3年)が146キロをマーク。1失点したが、威力ある直球でねじ伏せた。学校行事の関係上、最後のイニングとなった7回には中井 創友投手(3年)が最速143キロをマークし、大阪桐蔭打線を抑え、4対1で享栄が勝利を収めた。

 なお、大阪桐蔭前田 悠伍投手(3年)の登板はなかった。

(記事=河嶋 宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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