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真鍋・小林と広陵の打撃力が光る、山梨学院・進藤も大活躍・センバツ準決勝

2023.03.31

真鍋・小林と広陵の打撃力が光る、山梨学院・進藤も大活躍・センバツ準決勝 | 高校野球ドットコム
進藤天(山梨学院)

 第95回選抜高校野球大会は31日に準決勝が行われ、4月1日に決勝を迎える。準決勝のカードは「大阪桐蔭(大阪)ー報徳学園(兵庫)」、「広島広陵(広島)ー山梨学院(山梨)」。優勝を占う意味でも、この4チームのここまでのデータで打撃部門のランキングを作ってみた。

【チーム打率】
1位 広島広陵 .343
2位 報徳学園 .336 
3位 山梨学院 .319
4位 大阪桐蔭 .232

 広島広陵は3試合で17得点を奪った打撃力が光る。大阪桐蔭は3試合9得点で4チームのなかでも最少得点だった。

【個人打率上位(5割以上)】(規定打席=チーム試合数×3.1)
1位 報徳学園林 純司 .600(10打数6安打)
2位 山梨学院進藤 天 .571(14打数8安打)
3位 広島広陵・松下 水音 .556(9打数5安打)
4位 広島広陵・真鍋 慧 .545(11打数6安打)
5位 広島広陵・小林 隼翔 .500(14打数7安打)
5位 広島広陵・谷本 颯太 .500(10打数5安打)
5位 報徳学園堀 柊那 .500(12打数6安打)

 報徳学園の林は初戦こそスタメンから外れたが、ここ2試合で9打数6安打と2試合連続で猛打賞をマークしている。山梨学院の進藤と広島広陵の小林はともに4打点で4チームのなかでもトップタイの打点も誇る。

 広島広陵の真鍋は出塁率がトップの.643をマーク。このなかで本塁打を放っているのは報徳学園の林だけ。

 ここに大阪桐蔭のメンバーがいないのは、今年の大阪桐蔭の特色を表しているかもしれないが、逆にここから大阪桐蔭の打撃力が上がってくるとも考えられる。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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