
堀柊那(報徳学園)、前田悠伍(大阪桐蔭)、真鍋慧(広陵)
第95回記念選抜高校野球大会はベスト4が出揃った。進出チームの選手を見ると、年明けからドラフト上位候補として見られていた3選手が残り、それに相応しい実績を残している。
前田 悠伍投手(大阪桐蔭)防御率0.46 19.2回 27奪三振
堀 柊那捕手(報徳学園)12打数6安打 打率.500
真鍋 慧内野手(広陵)11打数6安打3打点、打率.545
前田は最速147キロをマークし、切れ味鋭いスライダー、カーブ、チェンジアップを駆使し、前評判通りの投球を見せている。
堀は3試合連続で安打をマーク。投手陣の持ち味を引き出すリードや、イニング間の二塁送球でも1.8秒台のスローイングが光る。
真鍋は「固め打ち」ができる選手で、二松学舎大附(東京)戦と専大松戸(千葉)戦で猛打賞。まさに期待通りのパフォーマンスを見せている。
準決勝では前田と堀の直接対決の可能性もある。果たしてこの3人は準決勝以降でも期待通りのパフォーマンスを発揮するのか。