鳥取城北は2年ぶりセンバツ 前回は1点差の接戦で敗退、先輩の無念を晴らす戦いを!
鳥取城北ナイン
第95回記念大会となる23年センバツが3月18日に開幕する。コロナ禍以前のように、全校による開会式が行われるなど、大会は熱気を帯びることが予想され、甲子園の舞台での球児たちの全力プレーが期待される。出場を決めた各校の過去のセンバツの記憶をたどってみる。
昨年の秋季中国大会で4強に入った鳥取城北(鳥取)は、2年ぶり4度目のセンバツ出場を決めた。過去の主なセンバツ成績は以下の通り。
★2012年
1回戦:●5対6 三重三重(三重)
★2020年
※コロナ禍により大会中止
★2021年
1回戦:〇6対2 三島南(静岡)
2回戦:●0対1 東海大相模(神奈川)
センバツ初出場は2012年。大会初日第1試合の「開幕戦」だった初戦は、接戦の末に敗れたが、最終回に1番の佐藤 晃司外野手が2ランを放って1点差に詰め寄るなど粘りは見せた。
21年は初戦で逆転勝ちし、センバツ初勝利を挙げた。打線が12安打を放っての快勝だった。1番の松田 龍太内野手と2番の中木村 連次郎内野手の1、2番の二遊間コンビが3安打ずつを放つ活躍だった。2回戦ではこの大会優勝した東海大相模に惜敗した。7安打をマークしながら、あと1本が出ずに得点を奪うことができなかった。山内 龍亜投手、広田 周佑投手のリレーで1失点に抑え、自責は0と好投したが報われなかった。
コロナ禍での中止もあったため、実質的に3度目となるセンバツ。初の1大会2勝に向け、接戦で敗れた先輩らのリベンジを狙う。