履正社が10度目のセンバツへ調整進む 多田体制初の全国での躍進に期待
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第95回記念選抜高校野球大会は3月18日に開幕し、組み合わせ抽選は3月10日に予定されている。今回出場する全36校はトレーニングに励み、来る大舞台への準備中で、昨年秋の近畿大会でベスト8まで勝ち上がった履正社(大阪)もそのうちの1校だ。
主将である森澤 拓海内野手(2年)を中心に秋の大阪府大会で準優勝を飾り、近畿大会に出場。近畿大会では準々決勝で報徳学園(兵庫)に敗れたものの、センバツ出場の切符をつかみ取った。
投打ともに近畿大会で分かった課題に取り組んできた。指揮官の多田監督は、投手陣に対しては「秋の負けた2試合でかなり失点しているので、センバツはいかに失点を減らせるか」と全体的なレベルアップに取り組んだ。野手陣には「スイングスピード、そして対応力を向上させたい」と目的を持って、チーム全体の底上げを図った。その成果もあってか、特に課題を感じていた投手陣は「伸びてきている」と手ごたえを感じつつある。
野手陣もあらゆる練習をこなしながら成長。投手同様にステップアップしている。
センバツに向けてエース・増田 壮投手(2年)は、「コントロールの精度をもう少し高めていきたい」と話せば、森澤主将は「ここから1か月は大会に向けての練習になると思いますので、良い調整ができるようにしたい」と、さらなる成長を誓った。
3年ぶり10度目の出場となる今回のセンバツ。しかも多田監督になって初めての全国大会。大舞台で新たな履正社が大暴れとなるか注目だ。