前ソフトバンクの真砂勇介がWBC中国代表へ 過去にはヤマハの速球派左腕がWBCブラジル代表に
高校時代の真砂勇介
前ソフトバンクで現在、日立製作所でプレーする真砂 勇介外野手(西城陽出身)がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の中国代表に選ばれた。両親が中国出身で、出場資格を満たしたという。今後は、こういう優秀な選手が日本以外の代表になりうるケースは多くなるといえる。
昨年のオリックス・ドラフト2位の内藤 鵬内野手(日本航空石川出身)は、両親は中国籍だ。
すでに、ヤマハの期待の速球派左腕・沢山 優介投手は昨年、ブラジル代表でWBC予選を戦い、仙台大に所属するジャクソン 海投手(エピングボーイズ高出身)は、オーストラリアのU-23代表に選出された。
今年のWBC日本代表にも日系二世のラース・ヌートバー外野手が選ばれたように、ナショナルチームの「多様化」は珍しくないことになりつつある。
日本の高校野球やアマチュア野球をプレーしてきた選手たちが、そういう形で選ばれることはとても光栄なことと言える。