センバツ出場の智辯和歌山 元プロ中谷監督は就任後8季中6度目の甲子園
中谷 仁監督（智辯和歌山）
第95回記念選抜高校野球大会の出場校が決まった。大会が中止となった20年以来、3年ぶり15度目の出場となる智辯和歌山を率いる中谷 仁監督は、元プロ野球選手で阪神、楽天、巨人で活躍した。今大会は巨人で活躍した東北高の佐藤 洋監督も「元プロ監督」として甲子園出場を果たす。
中谷監督は2017年から同校の部長を務め、名将・高嶋 仁監督を支えた。高嶋監督が勇退した2018年秋から監督に就任し指揮を執ると、ここまでの8季中6回の甲子園出場を決めている。
2019年センバツ 8強
2019年夏甲子園 3回戦進出
2020年センバツ 出場
（大会中止で夏に甲子園交流試合）
2021年夏甲子園 優勝
2022年夏甲子園 1回戦敗退
2023年センバツ 出場
2021年夏には全国制覇を達成。元プロ監督として、学生野球資格回復制度の導入後は初の快挙だった。今回、センバツ出場としては3年ぶりだが、センバツでの試合は自身初の甲子園となった19年以来となる。今大会もその手腕に注目だ。
