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センバツ近畿7枠目争い 強打を印象付けた社に軍配

2023.02.02

センバツ近畿7枠目争い 強打を印象付けた社に軍配 | 高校野球ドットコム
乱打戦を勝利した社高校

 第95回記念選抜高校野球大会に出場する36校が決まった。

 注目が集まった近畿地区の7校は、秋季近畿大会優勝の大阪桐蔭(大阪)、準優勝の報徳学園(兵庫)、4強の智辯和歌山(和歌山)、龍谷大平安(京都)が順当に選ばれ、8強入りから履正社(大阪)、彦根総合(滋賀)、(兵庫)の3校が選出された。同じく8強だった高田商(奈良)は選出されなかった。

 準々決勝のスコアは以下の通り。

龍谷大平安 5-0 高田商
大阪桐蔭 9-4 彦根総合
報徳学園 9-6 履正社
智辯和歌山 7-0 

 大阪桐蔭を相手に一時リードを奪った彦根総合報徳学園と善戦した履正社が5、6枠目を勝ち取る。残る7枠目は準々決勝はともに完封負けだった高田商と社の比較となった。地域性、スコア上では高田商が優勢と思われたが、初戦で奈良県大会王者の天理に打ち勝った打力が評価されたが選ばれた。

 は準々決勝の前日だった初戦の天理戦で13対7で勝利。14安打13得点と打線が火を吹いた。一方、高田商は初戦で乙訓(京都)を相手に1対0で初戦突破。エース左腕の仲井 颯太投手(1年)が2安打完封勝利を記録するも、近畿大会2試合で1得点に終わっていた。

 今大会の選考は近畿地区も関東地区と同様に「打力」が鍵を握っていた。世代No.1の評価がある大阪桐蔭前田 悠伍投手(2年)、最速151キロを誇る専大松戸の平野 大地投手(2年)など前評判が高い好投手たちを攻略できるか、注目だ。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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