【動画】甲子園36回出場の超名門・報徳学園 NPB顔負けのチーム運営でレベルアップ図る
22年秋季近畿地区高校野球大会で準優勝に輝いた報徳学園(兵庫)は、これまで春夏合わせて36回の甲子園出場を果たす名門校としても知られている。注目の堀 柊那捕手(2年)を中心に、2023年も高校野球を盛り上げることが期待されている。
実は、練習開始は16時半頃と決して早いわけではないが、グループ編成によるチーム運営が特徴となっている。
NPBのキャンプのようなグループでメニューを組む。取材日は一部の選手はオフを与えるなど、全選手の効率のいい練習、選手間の競争の促進など、よりよい練習をするために指導者が創意工夫を凝らしていた。長い歴史と実績がある報徳学園のような学校であっても強くなるため、勝つために年々改善を積み重ねている。変わることができることが、強さを支えていると言ってもいいだろう。
近畿大会で準優勝を飾ったものの、履正社(大阪)や智辯和歌山(和歌山)と比較すると「力負けを実感した」と、選手も指導者も口を揃える。一冬越えてスケールアップし、春以降も高校野球界を沸かせることに期待したい。
報徳学園の特集は、高校野球ドットコムの公式Youtubeチャンネル内で配信されている。