比嘉 公也監督(沖縄尚学)

 今年、第95回センバツ大会は3月18日に開幕する。今年は記念大会で4枠増枠となり36校が出場。5回大会ごとに行われてきた記念大会の歴史を紐解いてみることにする。第10弾は2008年(平20)の第80回大会。

 優勝チームは沖縄尚学(沖縄)。1999年に沖縄県勢初となるセンバツ優勝旗をもたらした沖縄尚学の当時エースだった比嘉 公也投手が監督となって「自身以来」となる優勝を手にした。26歳だった比嘉監督は、横浜(神奈川)の渡辺元智監督の28歳での初優勝(1973年)を抜いて、史上最年少の優勝監督となった。優勝バッテリーは、ソフトバンクの東浜 巨投手と、今季からソフトバンクにFA移籍した嶺井 博希捕手。2人はプロの世界でも再びバッテリーを組むことになりそうだ。

 記念大会で出場校は36校に増えた。神宮大会枠が準優勝チームの地区にも与えられ、21世紀枠も3校となった。なお、この大会を最後に、各地区の補欠1位校から守備を重視して選出される「希望枠」が終わりを告げた。最後の「希望枠」は一関学院(岩手)で初戦敗退した。

 3校に増えた21世紀枠出場校は、安房(千葉)、成章(愛知)、華陵(山口)。21世紀枠出場導入後初めて、そろって初戦を突破した。

 なお、阪神甲子園球場の第1期改修工事が終わって初めての大会。新たな甲子園の歴史がスタートした大会でもあった。

<第80回大会出場校>
【北海道】
駒大岩見沢

【東北】
東北(宮城)
聖光学院(福島)

【関東】
水戸商(茨城)
宇都宮南(栃木)
聖望学園(埼玉=初出場)
千葉経大附(千葉)
横浜(神奈川)
慶應義塾(神奈川)

【東京】
関東一

【東海】
常葉大菊川(静岡)
中京大中京(愛知)
宇治山田商(三重=初出場)

【北信越】
長野日大(長野=初出場)
丸子修学館(長野)
敦賀気比(福井)

【近畿】
北大津(滋賀)
平安(京都)
履正社(大阪)
東洋大姫路(兵庫)
天理(奈良)
智辯和歌山(和歌山)

【中国】
興譲館(岡山=初出場)
八頭(鳥取=初出場)
下関商(山口)

【四国】
小松島(徳島)
今治西(愛媛)
明徳義塾(高知)

【九州】
明豊(大分=初出場)
城北(熊本)
鹿児島工(鹿児島=初出場)
沖縄尚学(沖縄)

【21世紀枠】
安房(関東・千葉=初出場)
成章(東海・愛知)
華陵(中国・山口=初出場)

【希望枠】
一関学院(東北・岩手)

※校名は当時