表彰選手、関係者らで記念撮影

 奈良県高校野球連盟(奈良県高野連)は20日、22年度の日本学生野球協会と奈良県高校野球連盟優秀選手・部員の表彰式を橿原市で開き、選手、関係者らが出席した。

 日本学生野球協会の表彰選手は、春夏の甲子園に出場した天理戸井 零士前主将。阪神の新人合同自主トレに参加しているため、同校の笠井要一部長が代理で表彰盾を授与された。その後、奈良県高野連の表彰選手及び部員が50音順に表彰され、最後にU-18日本代表としてワールドカップを戦った天理藤森 康淳内野手(欠席のため代理で笠井部長)が特別表彰選手として盾を授与された。

 天理の主将を務めた戸井は笠井部長にメッセージを託し、「この度はこのような賞をいただき、嬉しく思います。高校3年間で野球の技術だけではなく、人として成長できたことが一番の収穫だと思います。今後、高校生活で学んだことを生かして、1日でも早くプロ野球の1軍の舞台に立てるように頑張ります。本日は本当にありがとうございました」と代読され、「3年間、奈良県の高校野球に育てていただきまして、本人も今後頑張っていくと思います」と笠井部長から言葉が添えられた。

 夏の奈良大会ベスト4の高田商・澤村 一辰前主将は、「最後の夏の大会は自分たちの力を全て出し切れました。3年間はあっという間。コロナ禍で不安でいっぱいでしたが、身近な人に助けられた。これからは恩返しをしたいです」と振り返った。澤村前主将は四国地区の国立大学で野球を続ける予定。また後輩たちは昨秋の近畿大会でベスト8。選抜高校野球の選考委員会が27日に迫り、「自分たちがたどり着けなかった舞台なので、どういう場所なのかはわからないが、高田商らしさを発揮して、選ばれても選ばれなくても次のステージ目指して練習に励んでほしい」と思いを託した。

 奈良県高野連の木田富和代表理事(会長)は、「3年生は入学前に全国一斉の臨時休業で中学の卒業式ができなかった方もいると思います。高校でも全員そろって練習できるまで時間がかかり、夏は独自大会になりました。不安の中で時間が過ぎていったと思います。その後、コロナが落ち着き、部活動の思い出も作ってくれたと思います。皆さんの今日の表彰を讃えるとともに、3年間で培った思いを胸に、新しい道へ巣立ってほしいと思います。そして、今後も奈良県の高校野球を応援していただければと思います」とエールをおくった。