
内藤 鵬(日本航空石川)
2023年、今年も多くのドラマに期待だ。昨年は全国の球児たちが全力を尽くしたプレーで多くの熱いドラマを演じ、高校野球ファンを魅了してきた。球児たちの2022年の頑張りを各都道府県ごとに振り返ってみたい。
昨年の石川県は日本航空石川と星稜が優勝を分け合った。春と秋は日本航空石川、夏は星稜が優勝した。センバツでは2勝して8強に進んだ星稜だが、夏は初戦で敗れた。
日本航空石川の主砲、内藤 鵬内野手がオリックス2位指名を受けた。高校通算53発のスラッガーで、甲子園の舞台を踏むことはなかったが、卓越した長打力を買われてプロ入りを果たした。
夏は鶴来が快進撃を果たした。近年は2018年秋に45年ぶりに8強に進んでいたが、今夏は初めて4強に駒を進めた。初戦から3戦連続2ケタ得点で快勝を続け準々決勝を突破。21年夏に0対1で惜敗していた星稜にリベンジを挑み0対12で敗れたが、新たな風が吹いた形となった。
▽2022年石川県代表の甲子園成績
★センバツ
星稜 8強
1回戦〇5-4 天理(奈良)
2回戦〇6-2 大垣日大(岐阜)
準々決勝●2-4 國學院久我山(東京)
★夏甲子園
星稜 初戦敗退
1回戦●2-14 愛工大名電(愛知)
▽石川県2022年主な大会記録
【春季】
優勝 日本航空石川
準優勝 金沢
4強 星稜
小松大谷
8強 小松
遊学館
金沢二水
鵬学園
【選手権】
優勝 星稜
準優勝 小松大谷
4強 日本航空石川
鶴来
8強 金沢市工
北陸学院
金沢学院
遊学館
【秋季】
優勝 日本航空石川
準優勝 星稜
3位 遊学館
4位 小松大谷
8強 飯田
金沢学院
金沢桜丘
金沢龍谷
(記事:編集部)