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2023年、今年も多くのドラマに期待だ。昨年は全国の球児たちが全力を尽くしたプレーで多くの熱いドラマを演じ、高校野球ファンを魅了してきた。球児たちの2022年の頑張りを各都道府県ごとに振り返ってみたい。
春季大会と夏の選手権予選では、創志学園が岡山の頂点に立った。春は中国大会で2連覇。夏も危なげない戦いで制して甲子園出場を果たした。2010年野球部創部から指導してきた長沢 宏行監督にとって最後の采配となった甲子園は初戦敗退で終わったが、幸せだったと振り返っている。東海大相模(神奈川)の監督だった門馬 敬治新監督率いる新チームも秋は準優勝に輝いている。
夏の大会では延長16回、4時間24分にも及ぶ激戦があった。3回戦の東岡山工対玉島商。両チームの先発エースが好投し、上限の15回まで力投。2人が降板した16回でようやく決着がついた。2対2で延長に突入し13回からタイブレーク採用も13回は2点ずつ、15回は1点ずつを取り合って16回へ。東岡山工が1点を奪うも玉島商が2点を奪って、7対6でサヨナラ勝ちした。
秋季大会を制したのは、おかやま山陽。創志学園を破っての初優勝だった。
1年生大会は2チームの優秀校を決める予定だったが、決定戦は雨天中止となり、関西、岡山城東、倉敷商、おかやま山陽の4校が優秀校となった。
▽2022年岡山県代表の甲子園成績
★センバツ
倉敷工 初戦敗退
1回戦●2-8 和歌山東(和歌山)
★夏甲子園
創志学園 初戦敗退
1回戦●3-7 八戸学院光星(青森)
▽岡山県2022年主な大会記録
【春季】
優勝 創志学園
準優勝 岡山理大附
4強 岡山東商
玉野光南
8強 おかやま山陽
岡山学芸館
美作
明誠学院
【選手権】
優勝 創志学園
準優勝 倉敷商
4強 岡山学芸館
岡山理大附
8強 岡山城東
関西
玉島商
おかやま山陽