鳥取城北は甲子園に春夏合わせて8回の出場実績を持つ。鳥取を代表する強豪校として知られるが、練習時間は想像している以上にコンパクトにまとまっている。

 取材日では学校から離れたグラウンドで練習開始は16時ごろから。終了時刻は学校のスクールバスなどの兼ね合いもあり、19時ごろには学校へ帰る。アップなどの時間を差し引けば、2時間から2時間半と、決して特別な練習時間を費やして全体練習をやっているわけではない。

 しかし、1時間程度で500スイングを取り組むなど練習密度を高めて選手たちを強化している。練習効率を高めることで、甲子園への道を切り開いてきた。2022年の秋季中国大会では広陵(広島)とも接戦を演じ、2023年も注目される。一冬越えて、どんなチームに生まれ変わるか。

 鳥取城北の特集は、高校野球ドットコムの公式Youtubeチャンネルで配信されている。

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