【動画】NPBのキャンプ地さながらの練習環境 岩手の強豪校の練習施設が凄かった
岩手県の強豪・一関学院は22年夏、12年ぶりに甲子園出場を果たした。甲子園では「毒蜂軍団」の異名が付けられたほどの強打で、注目校・京都国際(京都)との初戦を延長戦の末に制した。続く明豊(大分)戦は落としたが、甲子園に確かな足跡を残した。
一関学院は練習施設が整っている。メイングラウンドは両翼93メートル、センター120メートルの広さがある。加えて隣にはサブグラウンドとブルペンがある。ブルペンは5か所あるだけではなく、「球の軌道を確認するため」と、マウンドと同じ高さで、後ろまで下がれるようになっている。ホームから30メートル地点にはピッチャープレートがあり、ピッチング練習をすることもできる。
ブルペンの隣には、80メートル続く砂場があるだけではなく、ウエートトレーニングルーム、室内練習場も2つと、選手は必ずどこかで練習できる、NPBのキャンプ地さながらの環境がある。選手の意識1つで上達できる環境があるのが、一関学院の魅力となっている。
秋は花巻東に敗れたが、充実の練習環境をフル活用して、春以降に躍進なるか注目だ。
一関学院の特集は、高校野球ドットコムの公式Youtubeチャンネル内で配信されている。