香川高野連主催の記録会が開催!ロングティーは高松商に2年連続タイトル 前回は浅野が110mを記録
ロングティー部門1位の久保 慶太郎(高松商2年・外野手)
「日々の練習の成果を試す場や自身の競技力向上を図る機会を提供するとともに、野球競技の普及・振興を目的として」(香川県高野連HPより)2020年12月に香川県高校野球連盟主催・公益財団法人丸亀市体育協会共催、丸亀市後援により産声をあげた「スタジアムレコード野球記録会inレクザムボールパーク丸亀」。第3回となる今回は12月17日に、香川県丸亀市のレクザムボールパーク丸亀に香川県の硬式野球部加盟全38校から1、2年生高校球児たちが集った。
記録会の種目は遠投、ベース1周走、ロングティーに加え、フェンス沿いに広がる球場の人工芝部分を活用したチーム対抗リレー(350メートル×3)の計4種目。当日は冷たい雨が降りしきる悪コンディションとなったが、選手たちは今尽くせる全力で打ち、投げ、走り回って躍動した。
中でも注目が集ったのは昨年、高松商・浅野 翔吾(巨人ドラフト1位)が110mで優勝を遂げたロングティー部門。100メートル超が4人と苦戦を強いられる中、「浅野さんの記録はすごく意識していたし、長尾健司監督からも『翔吾を超えろ』とハッパをかけられていた」高松商・久保 慶太郎外野手(2年)が歴代2位となる107メートルをマークし優勝。2年連続で同タイトルを高松商にもたらしている。
各種目優勝選手からも「これからの練習にも、いいモチベーションになる」と充実の表情が漏れた同記録会。2023年1月27日には英明、高松商にセンバツの吉報がもたらされそうな香川県の高校野球界は、春、さらに夏の飛躍を期す冬の鍛錬に入っていく。
なお、各種目の上位3位までは以下の通り。
<遠投>
1位 96メートル 新鞍 護投手(志度2年)
2位 93メートル 明石 十護投手(高松西2年)
3位 92メートル 中山 丞内野手(尽誠学園1年)
<ベース1周走>
1位 14秒45 野﨑 颯斗内野手(藤井学園寒川2年)
2位 14秒63 北山 陽也外野手(坂出商1年)
3位 14秒75 福吉 陽輝外野手(尽誠学園2年)
<ロングティー>
1位 107メートル 久保 慶太郎外野手(高松商2年)
2位 104メートル 大平 晄太郎捕手(藤井2年)
3位 100メートル 吉賀 琥太朗捕手(大手前高松2年)
3位 100メートル 山本 侑弥内野手(高松商2年)
<チーム対抗リレー (350メートル×3)>
1位 2分44秒 藤井学園寒川=三浦 蒼史内野手(2年)、岩井 裕史投手(2年)、西本 悠隼(1年)
1位 2分44秒 尽誠学園=松村 憧呂(2年)、河野 竜吾内野手(2年)、塩田 幸樹内野手(2年)
3位 2分47秒 高松中央=松本 翔太内野手(2年主将)、中原 樺月投手(2年)、出井 友陽外野手(2年)