
高校野球のイベントは終了し、2022年も終わろうとしている。今年も全国の球児たちが全力を尽くしたプレーで多くの熱いドラマを演じ、高校野球ファンを魅了してきた。球児たちの今年の頑張りを各都道府県ごとに振り返ってみたい。
宮崎県からは剛腕が活躍して、プロ入りを達成した。富島の日高 暖己投手(3年)が自己最速を148キロまで伸ばして夏甲子園切符を手にすると、初戦敗退となったものの剛速球とフォークボールを武器に三振を奪う投球をアピール。秋のドラフトでオリックスから5位指名を受けた。
最速143キロ右腕、都城商の宮山 凌太朗投手(3年)が、春季大会2回戦の都城工戦で無安打無得点試合を達成した。7四死球を与えたが10奪三振の快投でノーヒットノーランを決めた。夏は宮崎農戦で11奪三振完封、3回戦の連覇を狙う宮崎商相手には9奪三振1失点完投を挙げ8強に入る活躍を見せた。
今年のMRT招待高校野球大会では智辯和歌山(和歌山)と広陵(広島)を招待。小林西が智辯和歌山に、日章学園が広陵に勝利した。
▽2022年宮崎県代表の甲子園成績
★センバツ 出場なし
★夏甲子園
富島 初戦敗退
2回戦●0-5 下関国際(山口)
▽宮崎県2022年主な大会記録
【春季】
優勝 宮崎学園
準優勝 小林西
3位 日章学園
4位 聖心ウルスラ
8強 宮崎商
都城商
宮崎西
日南学園
【選手権】
優勝 富島
準優勝 宮崎西
4強 小林西
都城泉ヶ丘
8強 日章学園
都城商
宮崎学園
小林秀峰
【秋季】
優勝 宮崎商
準優勝 高鍋
3位 延岡学園
4位 小林秀峰
8強 聖心ウルスラ
小林西
宮崎第一
延岡工
【県選手権】
優勝 日南学園
準優勝 都城泉ヶ丘
3位 宮崎商
4位 日章学園
【1年生大会】
優勝 宮崎日大
準優勝 日南学園
3位 小林秀峰
4位 宮崎学園
【MRT招待高校野球大会】
小林西4-2智辯和歌山
宮崎学園4-15広陵
聖心ウルスラ2-9広陵
日章学園4-3広陵
宮崎商0-5智辯和歌山
宮崎西1-10智辯和歌山