
2022年の高校野球のイベントは終了した。今年も全国の球児たちが全力を尽くしたプレーで多くの熱いドラマを演じ、高校野球ファンを魅了してきた。球児たちの今年の頑張りを各都道府県ごとに振り返ってみたい。
夏は鳥取商が11年ぶりに甲子園に出場した。打撃中心のチームで春は3位だったが、夏は頂点に立った。鳥取城北、米子松蔭などの私立校が台頭しているが、米子東など公立校も伝統的に強い県でもあり、鳥取商の出場もまた公立校の奮起の結果でもあった。近年は倉吉総合産も上位進出を果たすなど、レベルが徐々に上がってきた。
今年は「200年構想事業」として東部地区中学3年生の軟式野球部員を対象とした硬式野球体験会が開催され、中学時代からのレベルの底上げを図った。
今年で61回目となった山陰高校野球大会では鳥取城北と米子松蔭が出場したが、ともに初戦で敗れた。ちなみに優勝は島根の立正大淞南だった。
▽2022年鳥取県代表の甲子園成績
★センバツ 出場なし
★夏甲子園
鳥取商 初戦敗退
1回戦●0-10 仙台育英(宮城)
▽鳥取県2022年主な大会記録
【春季】
優勝 鳥取城北
準優勝 米子松蔭
3位 鳥取商
4位 米子北
8強 鳥取中央育英
八頭
米子東
倉吉総合産