【動画】187センチの逸材が静岡に プロのスカウトもチェックする大型内野手の実力が凄い
開校して116年の歴史を持つ伝統校・富士宮東は初の甲子園を目指して研鑽を重ねる日々を送っている。その伝統校で隠れた逸材として脚光を集めているのが、勝又 琉偉内野手(3年)だ。
187センチ、78キロと恵まれた体格を持っている長身選手だが、50メートル走を5.8秒で駆け抜ける俊足を持ち合わせている。しかも、右打ちで高校通算6本塁打とパンチ力も兼ね備え、マウンドに上がれば140キロ近い速球を投げるというのも魅力である。
走攻守で高いポテンシャルを持つ勝又に、プロのスカウトも注目している。性格は真面目。指導者によると成績も優秀で、富士宮東に入学してから毎日欠かさずに、柔軟運動に取り組んでいることもあり、大きなケガをしたことがないという。そして「花巻東の菊池 雄星投手を真似して始めました」というトイレ掃除も欠かさずにやってきたという。
1年生の夏から「4番遊撃手」。リーダーシップを鍛えるために、1年生秋からはゲームキャプテンという大役を任され、チームの大黒柱として「英才教育」を受けてきた。勝又本人は、高校野球が終わった後も野球を継続することを希望しており、より高いステージでのプレーを望んでいる。
その希望を叶えるため、そして初の甲子園出場のためにも夏は大車輪の活躍を見せたいところだ。
勝又のプレーシーンはもちろん、最速144キロのエースなど富士宮東を特集した映像は、高校野球ドットコムの公式Youtubeチャンネル内で配信されている。