【動画】金属バットを割る最速148キロ右腕が富山県に 富山第一のドラフト候補の直球が凄い
10月20日のドラフト会議が刻一刻と迫るなか、運命の日に吉報が届くことを願って練習を重ねている逸材が富山県にいた。富山第一の最速148キロ右腕・小林路春投手(3年)である。
甲子園に出場した実績はないが、2年生の秋には富山県大会を制して北信越大会に出場。集大成となる最後の夏は富山大会ベスト4まで勝ち上がった。
中学時代は第19回全国中学生都道府県対抗野球大会に出場するなど、全国の舞台を経験。県外も視野に進学を考えたなかで、地元・富山の強豪である富山第一に進路を決めて、高卒プロ入りを目指して鍛錬を重ねた。
最大の武器は最速148キロの直球だ。手元でホップする直球は、右打者のインコースにはシュートしながら伸びていく軌道を描き、まさに「えぐる球」といっていい。それは決して言葉だけではなく、2年生の秋に練習試合で相手打者のバットの芯を割ってしまったこともあるほどで、球威も十分だ。
球速、球威ともに備わった一級品の直球を持つ小林。「ワクワクと不安の両方があります」と直前取材では心境を打ち明けたが、果たして吉報は届くのだろうか。
小林の特集は、高校野球ドットコムの公式Youtubeチャンネルで配信されている。