U-15日本代表20名が決定 快速左腕に大型スラッガーなど逸材が選出
佐藤龍月投手(3年=東京城南ボーイズ)
「第5回 WBSC U-15 ワールドカップ」に出場する侍ジャパンU-15の代表メンバー20人が8日、選出された。
数多くの逸材の中でも選ばれた選手だけが中学時代にU-15代表侍ジャパンのユニホームに袖を通してきた。2022年は第1次審査・選考で、応募フォームに投稿されたプレー映像による審査が行われるなど、多くの応募が寄せられた中、2019年以来となる代表メンバーの選出となった。
シニアからは注目が集まっていた坂本 慎太郎投手(3年=取手リトルシニア)や、球威のある直球を投げる高橋 輝羽投手(3年=東練馬リトルシニア)らが選出。
ボーイズでは140キロに迫る直球が持ち味の佐藤龍月投手(3年=東京城南ボーイズ)などが選ばれ、ヤングでは甲子園球場の右翼席に本塁打を放った実績がある注目の大型スラッガー・金本貫汰外野手(3年=関メディベースボール学院ヤング)が呼ばれた。
北は青森、南は福岡まで、シニア、ボーイズからそれぞれ7人、ヤング4人、フレッシュ、ポニーからそれぞれ1人の精鋭の中学球児20人が決定。メキシコで26日から9月4日までかけて開催される大会に向けての調整として、8月21日から23日まで、埼玉で直前合宿を行い、24日にメキシコへ移動する。
2018年のワールドカップでは4位に終わった日本。悲願の世界一を目指して20人が一致団結して挑む。
<メンバー一覧>
小原 健跳投手(高松庵治ヤングストーンズ)
花嶋 大和捕手(千葉西リトルシニア)
佐藤 龍月投手(東京城南ボーイズ)
蝦名 翔人内野手(青森山田リトルシニア)
菊池 伊眞投手(青森山田リトルシニア)
今井 蓮内野手(大阪八尾ボーイズ)
畠中 健太外野手(住吉ボーイズ)
藤田 一波投手(取手リトルシニア)
金本 貫汰外野手(関メディベースボール学院ヤング)
本田 翔輝捕手(兵庫伊丹ヤング)
柏崎 陽斗投手(宇都宮ポニーベースボールクラブ)
坂本 慎太郎投手(取手リトルシニア)
堀田 昂佑投手(広島廿日市ボーイズ)
宮口 龍斗投手(伊丹ボーイズ)
渡邉 颯人投手(世田谷西リトルシニア)
渡邊 琉斗投手(筥崎ジンジャーズ)
辻 琉沙投手(滋賀野洲ボーイズ)
高橋 輝羽投手(東練馬リトルシニア)
土屋 璃空捕手(春日部ボーイズ)
矢野 塁投手(高松庵治ヤングストーンズ)
(記事=田中 裕毅)