今年、「戦国千葉」と評された千葉を勝ち抜き、2007年以来の甲子園出場を決めた市立船橋の選手たちを紹介したい。

【投手】
 今年の市立船橋は大会の後半からエースの森本 哲星投手(3年)がリリーフとしてスタンバイし、逆転を狙うパターンを確立させた。プロ注目左腕である森本は最速143キロの直球と、鋭く落ちるスライダーを武器に相手打線を封じる。今年の市立船橋にとって切り札的な存在だ。

 先発投手で鍵になるのは、制球力も高い坂本 崇斗投手(3年)。140キロ前後の直球を内外角に投げ分け、ゲームメイクを行う。左の技巧派・西村 壮太郎投手(3年)も打たせて取る投球で凌いでいく。

【野手】
 プロ注目の大型捕手・片野 優羽捕手(3年)は、千葉大会前半こそ不調だったが、後半からパワフルな打撃を発揮するようになった。甲子園でもその打撃ができれば、評価は大きく高まる可能性はある。

 また、パンチ力と巧打を兼ね備えた打撃と守備範囲の広さが光る中堅手の 森本 哲太外野手(3年)、しぶとい場面で勝負強さを発揮する 谷藤 汰樹内野手(3年)、1年生ながら勝負強い打撃で勝利を呼び込む左打者・大野 七樹内野手と、しつこい打者が多い。

 前半まで粘り強く戦い、後半戦で僅差ゲームを制することができるか注目だ。