16日、第104回全国高校野球選手権群馬大会の組み合わせが決定。春夏通算8度の甲子園出場実績を誇る前橋商は初戦で前橋工と対戦する。

 近年の群馬県の高校野球は、「前橋育英健大高崎桐生第一」の私学3強が牽引しているが、前橋商も「打倒・私学」を目指す公立勢として常に上位進出を果たしている。

 昨秋は県大会4強に入り、準決勝で桐生第一に0対7で敗戦。今春はベスト8に入り、前橋育英との準々決勝で8対15で敗戦した。今チームも上位進出は果たすも、やはり強豪私学を前に苦杯をなめている。

 部員88人の県内屈指の大所帯。主に、地元・前橋、高崎地区の選手がほとんどで中学軟式出身の選手も多い。中でも群馬県中体連軟式野球部に所属する選手たちの選抜チーム「群馬ダイヤモンドペガサスJr」を経験した選手も多く入部しているという。

 前橋市上佐鳥町に前橋商野球部専用グラウンドがあり、敷地内には5人が一斉に投げられるブルペンがある。雨天練習場も備え、他の公立校と比べても練習環境は充実している。

 前橋商OBである漫画家・あだち充さんが特別に書き下ろしたデザインのロゴがあしらわれた「特別仕様」の野球部専用バスを保有していることも自慢の一つだ。

 今夏は2010年以来12年ぶりの夏甲子園出場を目指す。打倒・私学を掲げる前橋商の奮闘から目が離せない。

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