神奈川は有観客で夏の大会開催を検討中 9日より大会開幕
2021年の夏の神奈川大会を制した横浜高
強豪ひしめく神奈川県の春季大会は桐光学園の優勝で幕を下ろし、現在は夏の大会に向けて各チームが調整を進めている最中である。そうしたなかで2日、神奈川県高等学校野球連盟は夏の大会に向けて、現時点で決まった要綱を報道陣に向けて発表した。
大会は7月9日より開幕し、2022年は6チームの連合チームを含む170校が大会に参加。予定通り試合が進めば、決勝戦は7月27日を予定している。
また今大会は、現時点では制限を設けることなく、出来る限り有観客で開催する方向で考えていることも発表。春季大会では学校の応援団もスタンドに駆け付けたが、夏の大会も同様に入れるようにしていく姿勢だ。
ただし、徹底した消毒と検温による感染対策を徹底することを前提としたもので、今後の感染状況によっては球場ごとで制限を設ける可能性は十分にあることを強く説明。そのうえで、「出来る限り観客を入れたいと考えています」と連盟側はコメントした。
大会の抽選会は6月11日に実施される。この夏、神奈川の頂点に立ち、歓喜の輪を作るのはどこか。また観客は、その瞬間を球場で見られる状況となるのか。今後の動向を注視していきたい。