センバツ優勝右腕が、プロ野球界でも偉業を達成した。ソフトバンク・東浜 巨投手(沖縄尚学出身)が11日、西武戦(ペイペイドーム)でノーヒットノーランを達成した。4月10日のロッテ・佐々木 朗希投手(大船渡高出身)の完全試合以来、今季2人目で、プロ野球史上95度目となる快挙だった。

 重量打線の西武相手に快投を演じた。2回と5回に四球を1つずつ与えたが、ともに併殺で切り抜けた。9回をすべて3人で終わらせ、打者27人での無安打無得点。わずか97球での偉業だった。

 沖縄尚学時代、2008年のセンバツで全国の頂点に立った。沖縄県勢として1999年にセンバツ初優勝した沖縄尚学に憧れ、胸に「沖縄尚学」の文字が入ったユニホームで自ら優勝投手となった。準決勝の天理戦では左ひざに打球が直撃するアクシデントにも、痛みに耐えてチームの勝利に貢献したことがある。

 2020年にも打球が足を直撃するアクシデントにも見舞われたが復活。不屈の精神をもつ右腕が、プロ野球界の歴史にもその名を刻むことになった。