【動画】120年を迎える甲子園14回出場の伝統校が4強入り 古豪復活となるか
ベスト4が出揃った春季茨城県大会。センバツ出場の明秀日立を筆頭に実力校が揃うが、古豪・水戸商も勝ち残っている。
2022年で創立120年を迎える県内の伝統校として知られるが、甲子園出場回数も春4回、夏10回の合わせて合計14回という成績を残している。茨城を代表するチームが快進撃を続けている。
原動力となっている平山 颯士投手(3年)は最速142キロを計測する速球派右腕として注目を集めていたが、野手では主将・鯨岡 遼雅内野手(3年)を筆頭に、守備力の高さが光る関谷 陸内野手(3年)に強打者・小宮 大輝外野手(3年)と実力者が揃っている。
2008年のセンバツを最後に甲子園から離れているが、同校OBでも古山監督が就任して、今大会は2021年の秋4強・下妻一やライバル・水城を破るなど復活の兆しを見せる。次戦は強打・明秀日立だが、伝統である守備から野球を展開する水戸商野球で勝利をつかめば、存在感はさらに際立つだろう。
関東大会出場、さらには夏に向けても大一番を制することができるか注目だ。
水戸商の練習模様は、高校野球ドットコムの公式YouTubeチャンネルで配信されている。