大阪桐蔭、近江は3回戦へ 近畿勢センバツ出場組の春季大会勝ち上がり状況
歓喜の輪を作る大阪桐蔭ナイン 東京スポーツ_アフロ
4月も後半に差し掛かり、春季大会が盛り上がりを見せている。今回は近畿地区の春季大会に挑んでいるセンバツ出場校たちを見ていきたい。
優勝校・大阪桐蔭は、9日に初戦を迎え、枚方津田を10対0で下し、3回戦進出を決めた。同ブロックには大体大浪商や大阪商業大高などが控え、今後も熱戦が予想される。
同じくセンバツ出場を果たした金光大阪は、10日の初戦で吹田を9対2で下し3回戦へ進んだが、履正社や興国が同ブロックにおり、こちらも厳しい試合が予想されるところだ。
センバツ決勝まで勝ち進んだ近江(滋賀)は、17日の初戦・北大津戦を7対0で制して3回戦へ進出を決めている。
春から岡田新監督を迎え入れ、新体制となった東洋大姫路(兵庫)は23日に初陣を迎える予定だったが、対戦校である三田学園の出場辞退が明らかとなった。東洋大姫路は不戦勝で29日、三田松聖、加古川北の勝者と対戦予定となっている。
センバツでは初戦で敗退した天理(奈良)は、16日に初戦を戦い、西和清陵を12対0で下して2回戦へ。センバツ初出場で、甲子園初勝利を手にした和歌山東は17日に南部と対戦し、9対1で勝利した。ただ23日の3回戦では、実力校・初芝橋本との試合となり、山場となりそうだ。
センバツには出場辞退となったものの、2022年の高校野球界を引っ張るチームであることは間違いない京都国際は、2次戦から登場。京都府は現在1次戦が行われており、2次戦は5月1日に開幕する。
近畿は全体的に始まったばかりで、これから各チーム山場となりうる試合を迎えることとなるだろう。センバツ出場校の実力をいかんなく発揮し、盛り上げてくれることを楽しみにしたい。