センバツ4強・國學院久我山は順当にシード獲得　二松学舎大附は期待の2年生スラッガーが4打点の大暴れ＜9日の試合＞

都大会のトーナメント表
・國學院久我山、帝京などが属するブロック
・修徳、関東一などが属するブロック
・日大三、東海大菅生などが属するブロック
・都立狛江、二松学舎大附などが属するブロック
・ベスト16以上の組み合わせ

1次予選のトーナメント表
・日大二、都立日野などが属する第1〜6ブロック
・世田谷学園などが属する第7〜12ブロック
・日本学園などが属する第13〜18ブロック
・城西大城西、日大豊山などが属する第19〜24ブロック

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　4月1日より開幕した春季東京都大会も、中盤へ突入。9日は3回戦が行われ、センバツに出場した國學院久我山や二松学舎大附を筆頭に、帝京や都立小山台が勝利。ベスト16入りと同時に夏の大会のシード権を確保する結果になった。

【スリーボンドスタジアム八王子】
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【國學院久我山7－2成立学園】
　国学院久我山が成立学園に対し安定感のある勝利を収めた。成立学園は3回裏に四球とエラーが絡み、この回一挙6点を奪われる残念な形となった。國學院久我山が打ち勝ったというよりも、成立学園が意識しすぎて自滅したという感じの試合だった。

　国学院久我山の先発・成田陸は7回1失点の好投。松本 慎之介につなぎ、安定した投手リレーでチームを勝利に導いた。

【帝京9－2創価】
　帝京が創価に9対2で勝利した。夏のシード権をかけたこの一戦は創価が杉江敏希、帝京は高橋蒼人とエースが先発を務めた。試合が動いたのは4回表。クリーンアップの小島、渡邊、大塚の3人で2点をもぎ取るとその後も得点を重ねていく。創価も6回裏に4番小原快斗から豪快な1発が飛び出し追い上げるも帝京の先発高橋蒼人が6回2失点で後続につなぎ、その後はシャットアウト。終わってみれば9対2で帝京が圧勝した。

　帝京の大塚智也は4回、6回、9回の攻撃で得点に絡む活躍。5番としての役割を果たした。

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【都立城東8－1足立学園（8回コールド）】
　都立城東は5番の北 誠四郎を中心に5回までに6得点。投げては先発の峰岸が3回までパーフェクトと流れを足立学園に渡さず、8回にもダメ押しの2点を奪いコールド勝ち。

　都立城東先発の峯岸は球を低めに集め、8回1失点の好投を見せた。

【駒大高13－12上野学園】
　駒大高が乱打戦を制し上野学園を下した。序盤から一進一退の攻防が続いたものの、駒大高は1点ビハインドの9回裏、2死から代打梶原が二塁打を放つと、3、4番が冷静に四球を選び2死満塁というチャンスを作る。5番菊池が相手のミスを誘い一気に2点を取り執念のサヨナラ勝ちを決めた。

　駒大高の梶原は9回裏2死の場面から起点となる二塁打を放った。

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【二松学舎大附12－3日大豊山（7回コールド）】
　二松学舎大附は新型コロナ感染者が出た影響で4月6日まで活動停止。4月7日から始まるぶっつけ本番で大会に挑んだが、この試合でもポテンシャルの高さを発揮した。中盤までは好投手の揃った日大豊山に苦戦したものの6、7回で10得点の猛攻を見せ危なげなく4回戦に進んだ。

　二松学舎大附の6番・大矢青葉はホームランを含む計4打点に全打席出塁と大暴れした。

【都立小山台9－2日大二（7回コールド）】
　都立小山台打線が日大二の大型左腕大野 駿介の不安定な立ち上がりを突いて3回までに9得点と猛攻を見せ、7回コールド勝ちを決めた。

　4回裏からは都立小山台のエース松川が登板。4回を被安打3、無失点に抑える好投で、コールド勝ちでベスト16進出を決めた。

■4月9日の試合

■大会の詳細・応援メッセージ
・春季東京都高等学校野球大会