プロ注目左腕などが好調ぶりをアピール センバツ出場校の練習試合の戦いぶり
左から辻田 旭輝、森下 瑠大、山下 圭太
トーナメント表
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・大阪桐蔭、花巻東などが属するブロック
・ベスト8以上の組み合わせ
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・出場校に在籍する日本代表経験者
3月5日より練習試合が解禁となり、全国各地のチームが対外試合を徐々に開始。新型コロナウイルスの影響で、一部地域では制限がかかっているところもあるが、春季大会に向けて調整が進んでいる。センバツ出場校も漏れなく18日からの開幕に向けて、急ピッチで対外試合を組み、初戦に向けて実戦感覚を養っている。
同時にセンバツのメンバー入りへ各選手が猛アピールしている段階でもある。センバツ前の試合が、本番でどのように生かされるのか。その成果が見られることを楽しみにしたい。
観戦記事(3/5~10)
松山聖陵vs高知
2試合を戦い、1勝1敗に終わったものの、高知では秋には登板がなかった中嶋 奏輔投手(2年)や、主戦で活躍した山下 圭太投手(3年)が好投。さらに打線では、日野 灯外野手(3年)や23240外野手(3年)がホームランを放つなど、センバツ大会に向けて選手たちが調子を上げてきていた。
京都国際vs享栄
優勝候補の一角にも名前が挙がるほどの注目度がある京都国際だが、結果は2戦2敗。愛知王者・享栄が力を発揮することになったが、プロのスカウトがチェックする中で、京都国際・森下 瑠大投手(3年)が先発6回2失点。Wエースの1人・平野 順大投手(3年)は3回1失点と上々の結果。センバツに向けて期待が膨らむ内容だった。
クラーク記念国際vs大同大大同
前橋育英(群馬)戦から3日後、クラーク記念国際は愛知県へ移動して夏の愛知大会8強・大同大大同と練習試合を行い8対1で勝利した。特に右のエース・辻田 旭輝投手(3年)が最速148キロの真っすぐを軸にして、2回で打者6人すべてから空振り三振の快投。前橋育英戦より調子を上げて、首脳陣の期待を膨らませた。
クラーク記念国際vs前橋育英
クラーク記念国際の2022年初めての対外試合は1勝1敗に終わった。ただ、2試合で合計29安打を記録しており、強力打線を披露、なかでも山中麟翔投手(3年)、小野陽翔内野手(3年)がバットで結果を出し、好調ぶりをアピールした。