KKコンビ、若大将・岡本など センバツ1試合最多本塁打記録保持者
智辯学園時代の岡本和真内野手
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数多くのスラッガーが集まった第94回センバツ。2年生のスラッガー、花巻東(岩手)・佐々木麟太郎内野手や広島広陵(広島)・真鍋慧太内野手、九州国際大付(福岡)・佐倉 侠史朗内野手の3人のみならず、大阪桐蔭(大阪)・松尾 汐恩捕手や明秀学園日立(茨城)・石川 ケニー外野手など、3年生にも実力者が揃っており、どんなバッティングが見られるのか楽しみだ。
これまでのセンバツで1試合2本の本塁打を放った選手たちの顔ぶれを見てみたい。
第1回大会からいきなり田嶋豊次郎が2本塁打をマーク。KKコンビこと桑田真澄と清原和博もマークしている。当時2年生だった2人は、この大会で桑田は1回戦・砂川北(現・砂川=北海道)戦、清原は2回戦・京都西(現・京都外大西=京都)との一戦で、2本のホームランを放つ活躍ぶりだった。
松井秀喜も1試合2本塁打を達成し、センバツの歴史に名を刻んだが、現役のNPB選手5人もこの記録に並んでいる。
1人は巨人で奮闘する中田翔内野手(大阪桐蔭出身)。現在も球界を代表するスラッガーが、3年生の時のセンバツで、佐野日大(栃木)との2回戦で2本のホームランを放ち偉業を達成。歴史にその名を刻んだ。
もう1人は同じく巨人の岡本和真内野手(智辯学園出身)。三重(三重)との1回戦で、1試合2本の本塁打を達成し、今回の記録に並んだ。
このほかにも藤原恭大外野手、来田涼斗外野手、石川昂弥内野手が現役にいる。さらに元木大介内野手(上宮出身)など、25人が達成した1試合2本塁打。新記録となる1試合3本塁打の新記録を生み出す怪物が現れるのか。怪物スラッガーの誕生を期待したい。
<1試合2本塁打 達成者>
田嶋豊次郎(和歌山中=現・桐蔭)
藤田平(市立和歌山商=現・市立和歌山)
阿部慶二(PL学園)
藤王康晴(享栄)
桑田真澄(PL学園)
清原和博(PL学園)
宮内仁一(徳島池田)
元木大介(上宮)
高木浩之(享栄)
長沼史朗(春日部共栄)
林孝哉(箕島)
松井秀喜(星稜)
大森聖也(観音寺中央=現・観音寺総合)
赤土善尚(福井商)
中村桂司(大阪桐蔭)
中田翔(大阪桐蔭)
平本龍太郎(報徳学園)
山田誠也(敦賀気比)
岡本和真(智辯学園)
松本哲幣(敦賀気比)
樺島竜太郎(福岡大大濠)
藤原恭大(大阪桐蔭)
野村健太(山梨学院)
来田涼斗(明石商)
石川昂弥(東邦)
(記事:田中 裕毅)
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