スーパー中学生投手は球速以外で「回転数」「回転効率」で凄さを表現できる時代に
スーパー中学生を表現する指標として、投手の場合は球速、野手の場合は通算本塁打だったが、新たに回転数、回転効率というものが加わった。
湘南ボーイズの大型左腕・藤田 琉生投手は、193センチの長身から、130キロ台の速球を投げ込むが、なんと回転効率100%を数球もたたき出した。これは無駄がなく、バックスピンのかかった直球を投げられているデータであり、測定した担当者も絶賛していた。
藤田は角度のある直球が印象的だが、数値面で高い技術を発揮できる投手であることが証明された。
今後は、こういう精密機械の測定から非凡な実力を発揮する中学生投手が多く発掘できる時代になるかもしれない。