News

【動画】専大松戸から勝利掴んだ135キロ右腕に期待 公立校・四街道の躍進続くか

2022.02.22

 21日、春季千葉県大会の出場を目指す地区予選の組み合わせが決まり、各校の初戦の相手が決まった。

 2021年の秋、専大松戸に勝利したことで大きく話題となった公立校・四街道は4月11日に佐倉東佐倉の勝者と対戦し、勝てば県大会への出場が決まる。

 チームをまとめる主将・高木昭太朗内野手(2年)は「春の大会でシードを取り、夏までに更に進化して甲子園に行きたいと思います」と県大会での上位進出を目標に掲げた。

 その目標に向かって今もなお練習をしているが、秋の躍進の裏には指導体制に厚みが増したことがあった。
 4月より、トレーニングをメインに指導する大野直樹先生、さらに投手指導を中心に行う古谷健先生が異動で四街道に来たことで、4人態勢で選手へ指導を行えるようになった。

 加えて、指揮官の高橋正人監督とタッグを組む望月正彦部長には習志野での指導経験があり、勝ち方を知っている。大野、古谷の両コーチ陣が選手育成を行い、作戦は望月部長と高橋監督で指揮する。こうして整備された四街道で育ってきたのが、鶴岡 汰一投手(2年)だ。

 最速135キロ、ラプソードで回転数2200を計測する右腕は、専大松戸戦でもリリーフとして6.1回で2失点の好投。現在は古谷コーチとの指導を受けて、縦回転のフォームを習得に励んでおり、首脳陣から期待を大きく寄せられている。

 鶴岡は「その場で映像が確認できたり、細かい指導をしてくださるのでありがたいです」と感謝の思いを口にする。現在の練習環境へ変化したことが、成長につながったと実感している。

 このほかにも、成長株だと推す足立 大希内野手(2年)など、実力のある選手が揃っている。秋に見せた四街道旋風を再び見せられるのか。

 気になる四街道の練習模様や注目選手、さらに同じ第5地区の公立校・我孫子東を紹介した公立校特集は、高校野球ドットコムの公式YouTubeチャンネルで配信されている。

(動画を見る)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.04.18

【神奈川】保土ヶ谷球場では慶應義塾、横浜が登場!東海大相模は桐蔭学園と対戦!<春季県大会4回戦組み合わせ>

2024.04.18

首都二部・明星大に帝京のリードオフマン、東海大菅生技巧派左腕などが入部!注目は184センチ102キロの大型スラッガー!

2024.04.18

強豪校を次々抑えて一躍プロ注目の存在に! 永見光太郎(東京)の将来性を分析する<高校野球ドットコム注目選手ファイル・ コム注>

2024.04.18

【山形】鶴岡東は村山産業と山形工の勝者と対戦<春季シード決定ブロック大会組み合わせ>

2024.04.18

【春季埼玉県大会】ニュースタイルに挑戦中の好投手・中村謙吾擁する熊谷商がコールド発進!

2024.04.14

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.15

四国IL・愛媛の羽野紀希が157キロを記録! 昨年は指名漏れを味わった右腕が急成長!

2024.04.17

仙台育英に”強気の”完投勝利したサウスポーに強力ライバル現る! 「心の緩みがあった」秋の悔しさでチーム内競争激化!【野球部訪問・東陵編②】

2024.04.15

【春季和歌山大会】日高が桐蔭に7回コールド勝ち!敗れた桐蔭にも期待の2年生右腕が現る

2024.04.16

【春季埼玉県大会】2回に一挙8得点!川口が浦和麗明をコールドで退けて県大会へ!

2024.04.09

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.05

早稲田大にU-18日本代表3名が加入! 仙台育英、日大三、山梨学院、早大学院の主力や元プロの子息も!

2024.04.14

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.02

【東京】日大三、堀越がコールド発進、駒大高はサヨナラ勝ち<春季都大会>

2024.03.23

【春季東京大会】予選突破48校が出そろう! 都大会初戦で國學院久我山と共栄学園など好カード