今年の京都は逸材が豊富で、「豊作」の1年として期待されている。今回は4月10日から始まる春の一次大会へ向けて注目選手を紹介していきたい。センバツ出場の京都国際については別の機会で紹介する予定だ。

 昨年秋に準優勝した塔南のエース野原 元気投手(2年)は、最速140キロを超える速球とスライダーで翻弄する本格派右腕。巧打強肩の辻 智久捕手(2年)も今年の塔南の攻守の柱といっていい。藤井 倖稀外野手(1年)も強打者だ。

 3位だった京都外大西の注目は二刀流・西村 瑠伊斗投手(2年)だろう。投げては最速147キロをマークし、打者としても高校通算33本塁打を放つなど、全国トップクラスのポテンシャルを持ったプレーヤー。春の府大会の一次戦でスカウト観覧も可能ならば、間違いなく要チェックになる逸材だ。

 福知山成美では、スライダーの切れ味が抜群な左腕・谷口 天誠投手(2年)に注目が集まる。直球は130キロ前半ながら、変化球の精度が群を抜いており、昨秋の立命館戦では1安打完封勝利も記録。今年も他校から警戒されることは間違いない。

 

 昨秋ベスト8の龍谷大平安では、草津シニアから注目されていた大型捕手・伊藤 愛都(2年)がラストイヤーを迎える。二塁へのスローイングは1.9秒台を計測。さらに強肩と俊足という能力を遺憾なく発揮することを期待したい。最速144キロを誇る大型右腕・岩井 聖投手(1年)の成長にも期待がかかる。

 ベスト8の立命館では、1年生ながら4番に座る川島 大和外野手の打力の成長に期待。昨秋、京都国際に敗れ8強に終わった立命館宇治には1番・塚本 遵平内野手(1年)、3番築山 隆翔内野手(1年)と能力が高い打者が揃っており、上位進出に期待がかかる。

 府内屈指の好投手として注目される東山橋本 翔太投手(2年)も楽しみな逸材だ。山城の速球派右腕松本 龍也投手も1年生ながら素材は魅力的。京都翔英西山 迅捕手(1年)も注目だ。