今春センバツは有観客で準備! 前半6日は上限2万人、県の方針に応じて追加販売なども検討
第94回選抜高校野球大会(3月18日から甲子園球場)の臨時運営委員会が21日、オンラインで開かれ、3月4日に開かれるオンラインでの組み合わせ抽選会の要項などが承認された。
抽選会は昨年同様、主催者の公式サイト「センバツLIVE」で中継され、抽選後には主将インタビューも実施される。抽選の仕組みは前回大会とほぼ同じで、同一都府県から出場する12校(6都府県)は決勝まで対戦しないようにゾーンを振り分ける。残り20校はフリー抽選となり、可能性としては前回大会で3カードあったように、同一地区同士が初戦から対戦することもあり得る。
開会式は新型コロナウイルス感染状況の見通しが立たないことから、前回大会と同様に大会初日に試合をする6校のみが参加して実施し、残り26校は事前に入場行進の様子を動画で撮影し、甲子園球場のオーロラビジョンで1校ずつ紹介することが検討されている。
選手宣誓は初日登場の6校の中から抽選で宣誓役1人を決める。
甲子園球場のある兵庫県に、「まん延防止等重点措置」が適用されているため、学校関係者を含めて1日の入場者数を上限2万人で準備を進め、3月2日に前半6日分(3月18日~23日)の入場券をインターネットで販売する。「まん延防止等重点措置」が解除された場合、兵庫県の方針に応じて、追加販売などが検討される可能性がある。
前回大会に続き全席指定で、甲子園球場での販売は行われない。またアルプス席は学校関係者のみで、一般への販売はアルプス席を除いた内野席と外野席になる。
ブラスバンドを含めたアルプススタンドでの応援方法、開会式と閉会式の式次第などは3月上旬の定例運営委員会で審議され、決まる。