山梨学院のリードオフマン鈴木の攻守に注目／センバツ出場選手
山梨学院・鈴木斗偉
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■センバツ要注目捕手は九州国際大付の野田海人 投げても146キロの速球派
■山梨学院のリードオフマン鈴木の攻守に注目／センバツ出場選手
■大阪桐蔭が防御率0.28でトップ、奪三振は奄美大島の怪腕が圧巻 センバツ出場校投手ランキング
■チーム6本塁打の九州国際大付が上位、中日左腕の弟が打率.692 センバツ出場校打撃ランキング
3月18日開幕（3月4日抽選）の第94回選抜高校野球大会の出場32校が決まり、センバツの頂点を目指して、全国の球児が聖地での全力プレーに挑む。
今大会の注目選手をポジション別に紹介していきたい。
内野手は攻守の要となる選手が多く、一塁手にはスラッガータイプも多い。4ポジションではあるが、内野手として昨年秋の地区大会での打撃ランキングを調べてみた。（21世紀枠はのぞく。規定打席＝試合数×3.1、選手名左の丸数字は背番号、☆は1年生）
＜打率上位ランキング＞
1位 .667 ③白川 輝星（長崎日大）3試合12打数8安打
2位 .647 ④鈴木 斗偉（山梨学院）4試合17打数11安打
3位 .625 ④辻 天成（明秀学園日立）3試合8打数5安打
4位 .556 ③高橋 海翔☆（山梨学院）4試合18打数10安打
.556 ④立川 慶之介（長崎日大）3試合9打数5安打
＜本塁打マーク＞
2本 ③佐倉 俠史朗☆（九州国際大付）
④鈴木 斗偉（山梨学院）
⑤相澤 秀光（山梨学院）
1本 ③藤中 温人（鳴門）
③森岡 颯太（和歌山東）
③武田 一渓（明秀学園日立）
③佐々木 麟太郎☆（花巻東）
③荒木 陽翔（星稜）
④白井 賢太郎☆（九州国際大付）
⑤伊藤 櫂人（大阪桐蔭）
⑥戸井 零士（天理）
⑥下川邊 隼人（國學院久我山）
＜打点上位ランキング＞
1位 8 ⑥下川邊 隼人（國學院久我山）
③木津 寿哉☆（國學院久我山）
3位 7 ③佐倉 俠史朗☆（九州国際大付）
③真鍋 慧☆（広島広陵）
5位 6 ④鈴木 斗偉（山梨学院）
④白井 賢太郎☆（九州国際大付）
⑤貴島 琉惺（金光大阪）
⑤越智 飛王（クラーク記念国際）
⑥植松 幹太（広島商）
＜OPS上位ランキング＞
1位 1.750 ④辻 天成（明秀学園日立）
2位 1.726 ④鈴木 斗偉（山梨学院）
3位 1.584 ③白川 輝星（長崎日大）
4位 1.413 ⑤相澤 秀光（山梨学院）
5位 1.334 ⑥戸井 零士（天理）
ランキングの上位に顔を出しているのは山梨学院（山梨）の1番打者、鈴木 斗偉（とうい）。打率2位、本塁打2本、打点5位タイ、OPSでも2位と総合ポイントが高い二塁手だ。山梨県大会を含めた秋季大会全体の成績でも、9試合35打数22安打3本塁打打点12、打率.629をマークした。関東大会の準決勝、浦和学院（埼玉）戦では先頭打者本塁打を含め5打数4安打と、センバツ出場を引き寄せた立役者と言っていい。試合には敗れたが決勝の明秀学園日立（茨城）戦では4打数4安打の大活躍だった。大舞台になればなるほど実力を発揮するタイプなのか、聖地での活躍にも期待される。
