【動画】プロ選手も輩出の新宿シニアに新たな逸材 野球人口増加につなげる魅力的な大会も紹介
日本ハムで奮闘している浅間大基外野手(横浜高出身)や、関東一でエースを任された市川祐投手といった数多くの実力者を育て上げてきた新宿シニア。チームも全国の舞台に出場した実績があり、都内でも屈指の実力あるチームである。
そんな新宿シニアから、新たな逸材が高校野球の世界に飛び立とうとしている。
小島葵投手は、最速125キロと突出した球速ではないものの、ケガの影響で一時投げ込めなかったことを考えると、高校野球で投手として才能が花開くことは十分考えられる。また、打者としても光るものを持っており、投打で高いポテンシャルを発揮することが期待される。
その小島とともに新宿シニアで3年間過ごした石澤順平投手も、最速125キロではあるものの、180センチ、73キロとバランスの取れた体格をしている。高校野球で体格に合ったパフォーマンスを覚えれば、投手としてさらに一皮むけるのではないだろうか。
ともに関東地区の強豪校へ進学する予定だが、将来性豊かな2人の今後が非常に楽しみだ。
このほかにも現チームにも楽しみな大型投手、スラッガーが揃っている新宿シニア。春以降も躍進が期待されるが、12月に毎年新宿シニア杯と呼ばれる大会を主催している。
少年野球チームを対象に大会を開催。6年生も出られる大会とあって、多くのチームが最後の大会と捉えて参加しているという。こうした選手育成だけではなく、野球界へ尽力しているのも、新宿シニアの違った魅力だろう。今後も選手、そして野球界の将来を支えていく新宿シニアの活躍から目が離せない。
そんな新宿シニアの逸材、新宿シニア杯の模様は、高校野球ドットコムの公式YouTubeチャンネルで配信されている。